13 TIPS FOR DRESSING WELL AT WIMBLEDON

ウィンブルドン観戦でドレスアップするための13のヒント

August 2022

ウィンブルドンは1877年から始まった、世界最古のテニストーナメントであり、最も格式高い大会だ。

その観戦のドレスコードは、英国の他の夏のスポーツイベントほど厳しくはないが、THE RAKEのサルトリアル・グル、クリス・モドゥーは、このエレガントなテニス大会には、こだわりのある服装が必要だと考えている。

 

 

by CHRISTOPHER MODOO

 

 

 

デビスカップ優勝を果たし、ウィンブルドンのセンターコートでトロフィーを掲げる英国チーム(1934年8月、ロンドン)。左からハリー・リー、フレッド・ペリー、ローパー・バレット、バニー・オースティン、パット・ヒューズ。

 

 

 

 私が通っていた高校はウィンブルドンにあり、「オールイングランド・ローン・テニス&クローケー・クラブ」で開催される大会にボールボーイを供給する地元の学校のひとつだった。これは大変な特権で、選ばれた生徒たちは気前のよいチップやプレゼント、有名なテニスプレーヤーとのロマンチックな出会いなどを土産話として持って帰ってきていた。ある学力層の男子のみが選考の対象となるため、私は応募することができなかった(選ばれた友人に恥をかかせないように、高学力か低学力かは明かさないことにする)。

 

 ボールボーイのポロシャツは、トーナメントが終わった後もずっと着ることができた。地元ではそれなりの評価を得ていたが、特におしゃれというわけではなかった。ラルフ ローレンがウィンブルドン公式アウトフィッターになるには、さらに20年の歳月が必要だった。もし、1986年にラルフ ローレンがスポンサーだったなら、私はどうやってでも参加していただろう。

 

 

 

 

 ウィンブルドンの一般観客は、身だしなみに関するちょっとしたガイドラインがあるだけだが、センターコートと1番コートのディベンチャー・シート(オールイングランド・ローン・テニス&クローケー・クラブの社債購入者に割り当てられる特別席)では、服装規定がある。ロイヤルボックスの紳士客は、今でもジャケットとネクタイの着用が義務付けられている。しかし、多くの人々がこんな絶好の機会に、こだわった装いをしていないのは残念なことだ。

 

 英国人は「スマートカジュアル」という言葉を長い間使ってきた。今では、多くのメンズウェア・ブランドが、この分野でスマートなアイテムを提供している。この機会に、ワードローブをアップグレードしてみてはいかがだろうか? お願いだから、色褪せたピンクのスキニーパンツは捨ててほしい。

 

 

 

 

 

1. 可能であれば、スーツよりもジャケット・スタイルを選ぼう。より服装に配慮しているように見えるからだ。

 

2. ネイビー・ブレザーは万能だ。伝統的なサージやフランネル、あるいは単色のシアサッカーやメッシュなど、より現代的な素材でもいい。

 

3. オフィスからビジネススーツで直行するなら、スーツのジャケットを、アイリッシュリネンのアンコン・ブレザーに変えてみてはどうだろう? ただし、ネクタイは着用したままで。

 

4. ネクタイなしのダークスーツ&ライトシャツのルックは、時代遅れ、かつクールではない。あなたはトム・フォードではないのだ。

 

5. リネン、またはシャンタンやタッサーなどのリッチな質感のネクタイを選ぼう。できれば裏地なし、ハンドロールエッジのものがよい。シルクやコットンのニットタイも無難だ。

 

 

 

 

 

 

6. ピュアリネンのトラウザーズは避けたい。長時間座っているようなイベントでは、深いシワができてしまうからだ。夏のカクテルパーティーのために取っておこう。

 

7. トラウザーズは、コットン、ウール、シルク、リネン混、ウール・フレスコなどのゆったりとしたものが最適。プリーツが入ったもので、折返しがついていて、ベルトなしでも履けるものが理想だ。

 

8. シャツはリネン、リネン混、コットン製で、ジーロ・イングレーゼやボイルなど、織り素材のものを選ぼう。長袖がいい。

 

9. 野球のワールドシリーズで、モンテクリストの超高級パナマ帽をかぶった観客はあまり見かけない。あなたもそれに倣うべきだろう。

 

10. いいサングラスは必需品だ。クラシックなアビエーターか、ウェイファーラーを。着用しないときは、ジャケットの胸ポケットに入れておく。ポケットチーフの裏側に。

 

 

 

 

 

11. 靴は快適で軽量のものを。裏地のないローファー、またはベルジャン・シューズなどが理想的だ。

 

12. 有名なブランドのスポーツウェアは避けよう。スタッフと間違われないように。

 

13. その場を楽しもう。ウェーブにたったひとり参加しないのはよくないが、自ら始めるのは控えよう。また、ボールボーイにも気を配るように。