IN CONVERSATION WITH:
THE ARMOURY’S MARK CHO

アーモリーの“マーク・チョー”

Sunday, October 27th, 2019

 

——“グッド・ヴァリュー”について、個人的な定義を教えて下さい。

 

「“ヴァリュー”とは、ベネフィット(利益)からコストを引いたものです。ただしベネフィットは、広く解釈されるべきです。それはあなたが、本当に好きなものを身に着けることによって、どれだけいい気分になれるかということです。また、雨の日を乗り切るために適切なゴム底の靴を履くなど、より実用的なものになる可能性もあります。グッド・ヴァリューとは、アイテムのコストが、受け取ったベネフィットよりも、少ないときに得られるものです」

 

 

——投資・収益率の観点から、あなたが過去に購入したアイテムで、とてもグッド・ヴァリューであることが証明されているものには、どのようなものがありますか?

 

「基準に合うものがいくつかあります。まずはブラウンのスエード・シューズ。私が何よりも愛用しているものです。カーフよりも柔らかく、非常に用途が広く、メンテナンスの手間も必要としません。それから白いボタンダウン・カラーのシャツ。特にドレイクスとアスコットチャンのシャツです。テーラード・クロージングと合わせるのもいいし、単体でも頻繁に着ています。あとはネイビーのカシミア・ブレザー。見た目も素晴らしく、冬には非常に便利です。多くの場合、オーバーコートが必要ないほど、十分に温かいものです」

 

——アーモリーの哲学は、サスティナビリティとどのように結びついていますか?

 

「長く使えるものを、選ぶということはとても重要なことです。フル・キャンバス芯地で丁寧に作られたテーラードジャケットは、実に長持ちします。キャンバス地は、ジャケットがあなたの体に優雅にフィットするのを助けてくれます。体重が増えたり減ったりして、ジャケットが体に合わなくなった場合は、再びフィットするようにお直しできます。同じことがよい仕立てのトラウザーズにも当てはまります。注意深くお直しすれば、仕立て服を復活させるのはとても簡単なのです。

 

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