HOTELS DELUXE Vol.24

ホテル連載 第24回:ホテルのナイトウェア

June 2023

自宅での使用はもちろん、贈り物としても人気のホテルの上質なナイトウェア。シンプルなものからユニークなものまで、首都圏のホテル7軒で購入できる逸品をピックアップ。

 

 

text yukina tokida

 

 

<帝国ホテル 東京>

ファンの心を摑んで離さない、ホスピタリティ溢れる上質でシンプルなパジャマ。

 

帝国ホテルプラザ 東京1階にあるホテルショップ「ガルガンチュワ」および公式オンラインショップで購入可能。M・L・LLの3サイズ展開。「帝国ホテルオリジナル パジャマ(布袋付き)」¥12,100 

 

 

 

 肌触りのよい生地、艶のあるボタン、襟や袖口、裾に施された金色のパイピング。上品なディテールに加え、利用者への心配りも感じられる。ズボンのウエストは背中側がゴムであるだけでなく紐でも調整できるし、持ち運び可能な袋もついている。サイズもLLまであるとは脱帽だ。

 

 

問い合わせ先

TEL.03-3539-8086

 

 

 

 

<インターコンチネンタル横浜Pier 8>

やわらかなとろりとした手触り、軽やかな着心地の秘密は極上素材にあり。

 

現地でのリクエストまたは、対岸に建つヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル内のショップでも購入が可能。M・L・XLの3サイズ展開。エジプト綿100%。「ナイトウェア」¥18,700

 

 

 

 こちらの上下セパレートタイプのナイトウェアは、着ていないのではないかと錯覚してしまうほどの軽やかさが人気。その理由はスレッドカウント300のエジプト綿「ギザコットン」を使用しているから。艶やかな光沢と柔らかな肌触りも相まって、極上の睡眠時間を約束してくれる。

 

 

問い合わせ先

TEL.045-307-1111(代表)

 

 

 

 

<ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町>

純白のパジャマとヴィヴィッドな浴衣は、国内外のゲストへのプレゼントにも最適。

 

上:「オリジナルパジャマ」(M/L)¥22,000 下:背中に縫い合わせを作らないことで、就寝時の快適な着心地を追求。M(赤)とL(青)の2サイズ展開。「オリジナル浴衣」綿100% ¥11,000 いずれもホテル36階の「THE SHOP at KIOI」にて購入可能。

 

 

 ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町のパジャマは綿100%の真っ白なシンプル仕様。カシミアのような柔らかな風合いが好評だ。パジャマに加え客室に常置されている浴衣は、明るい色味で気分が上がる色違い2種。格調の高い文様「立涌文」と、バー・ラウンジの波型のガラスアートにも使われている文様「よろけ」を組み合わせた大胆なデザインが、実に粋!

 

 

問い合わせ先

TEL.03-3234-1111

 

 

 

 

<パレスホテル東京>

ネイビー、白、シルバーの3色でまとめられたシックで上品な前開きナイトガウン。

 

ヘリンボン柄の織生地は、綿とポリエステルをバランスよく使用しているため、乾きがいいのも嬉しいポイント。SとLの2サイズ展開。公式オンラインショップで購入可能。「ナイトガウン」¥11,220

 

 

 

 パレスホテル東京の客室に置かれている2種類のナイトウェアのうち、ゲストが購入可能なのが、ワンピースタイプの「ナイトガウン」。前のボタンを留めるだけで、1枚でさらっと気軽に着られ、しっかりとした厚みがありつつ通気性がよい生地のため、特に春夏に大活躍してくれるだろう。

 

 

問い合わせ先

TEL.03-3211-5357

 

 

 

 

 

<コンラッド東京>

真綿のようなふわっふわの着心地は、家でもホテル気分を叶えてくれる。

 

とても柔らかい上質な生地は、吸水性もバッチリ。フード付きのため髪の長い人へのプレゼントにも最適だ。生成りの色味もエレガント。フリーサイズ。ホテルのフロントにて購入可能。「オリジナル バスローブ」¥17,600 

 

 

 

 ウェブサイトや客室にも書かれていないが実は購入できるこちらのバスローブ。世界中のコンラッドにおける基準に則って作られており、1833年創業のフランスメーカー「ガルニエ・ティエボー」によるもの。ふわふわの生地にすっぽりと包み込まれる幸福感は何ものにも代えがたい!

 

 

問い合わせ先

TEL.03-6388-8000

 

 

 

<グランド ハイアット>

ドレスデザイナーによる渋色×和柄の浴衣は、シャリ感のある生地が暑い時期にも快適な1枚。

 

帯も、浴衣(そしてスリッパも!)と同じ柄で統一するというこだわりよう。浴衣ならではのゆったりサイズが嬉しい。子供用サイズもあり。ホテルのフロントデスクにて購入可能。「オリジナル浴衣」¥6,600

 

 

 

 他の多くの外資系ラグジュアリーホテルと異なり、客室に常設されているナイトウェアが浴衣であるグランド ハイアット 東京。波をモチーフにした和風の柄は、ウェディングドレスブランド「Les Noces(レノス)」を手がける峯尾 勝氏によるもの。シャリ感のある素材が実に軽やかだ。

 

 

問い合わせ先

TEL.03-4333-1234

 

 

 

 

<東京メズム東京>

まるで着物のようなバスローブ兼パジャマは帯なしでも着用できる優れもの。

 

紐とボタンもついているため帯ベルトなしでも着られる。胸部だけ布が二重というこだわりも。ホテルフロントや公式オンラインショップで購入可能。1サイズ展開。「KIMONOローブ(帯ベルト付き)」¥28,600

 

 

 

 着物から着想を得たデザインが特徴の「KIMONOローブ」は、近藤紡績所の新ブランド「renment(レンメント)」とのコラボレーションにより生まれた一着。とろとろで肌に吸い付くような素材は吸水性も抜群。しっとりなめらかな肌触りは病みつきになること間違いなし。

 

 

問い合わせ先

TEL.03-5777-1111

 

 

THE RAKE JAPAN EDITION issue52