CHOPARD “ALPINE EAGLE”
3世代が紡ぐストーリー
August 2020
ゴールド製はもちろん、ステンレススティール製であっても、光を受けた際の煌めきは強く、豊かだ。これを叶えるのが、このモデルのために開発した新素材「ショパール ルーセント スティール A223」。特殊な溶解・鍛造を繰り返し施すことで、既存の高級時計で使われるステンレススティールの約1.5倍の耐摩耗性と純度の高い結晶構造を得て、ゴールドに比肩する明るい輝きが実現したのだという。
またショパール ルーセント スティールA223の原材料の一部には、再生されたステンレススティールが使われている。スティールをゴールドのような美しさに変える新素材は、エシカルでもあるのだ。ショパールは、ウォッチとジュエリーに使うゴールドも、すべて環境や社会的スタンダードに適合することが認められた供給源から100%調達している。これを称してエシカルゴールド。サスティナビリティへの意識が高いメゾンは、アルパイン イーグルとのコレクション名に「ショイフレ家のアルプスを愛する気持ちと、極限の世界に住む鷲の高尚な力」という想いを込めた。
アルパイン イーグルは、ショイフレ家3代の協業により生まれた。左からカール‐フリッツ・ショイフレ氏、カール・ショイフレ会長、カール‐フリードリッヒ・ショイフレ共同社長。
さらに、コレクションの誕生に伴い、愛するアルプスの自然保護活動を行う「イーグル ウィングス ファウンデーション」の創立パートナーを務めることを発表。カール-フリードリッヒ・ショイフレ共同社長が、創立メンバーのひとりに名を連ねた。
1980年のサンモリッツの誕生時、ショイフレ家2代の視線は、アルプスのリゾートで過ごす人々に向けられていた。しかし、3代にわたって物語が紡がれてアルパイン イーグルの誕生へと至った今、彼らの視線はアルプスの大自然とその未来へと注がれている。上空を舞う鷲の力強い羽根と瞳をダイヤルに、その瞳が見守る氷河をベゼルやケース、ブレスレットに写し取り、アルパイン イーグルは美しき自然の大切さを訴えかける。