JOHN T.A.VANDERSLICE INTERVIEW

大阪・中之島に誕生した
スマート・ラグジュアリーホテル
「コンラッド大阪」の魅力とは?

June 2017

 

40スカイバー_ラウンジ③

コンラッド大阪最上階、ロビー横に位置する“40 スカイバー&ラウンジ”。

 

 

 ホテルの話をしていると、実に楽しそうなヴァンダースライス氏に、そもそもホテル業界に入ったきっかけを聞いてみた。

 

「何かを人に提供する“ホスピタリティ”ということが好きなのでしょう。そしてチームとして働くことに、喜びを感じます。だからホテル業界は私にぴったりでした。

 

 これはヒルトン・グループの企業文化でもあります。実はヒルトンには、毎年一回、幹部が従業員に対する感謝の意を行動で表現する「特別な週」があるのです。この週ばかりは、上下関係が逆転し、いつもは上司であるエグゼクティブたちが料理を作って、スタッフにサービスしたりします。ヒルトン・グループには世界で35万人の社員がいますからね。私も忙しくなりそうです(笑)」

 

 世界中のあちらこちらを飛び回るヴァンダースライス氏の日常は、多忙を極める。そんな氏にとって、ホテル生活から離れ、マサチューセッツ州ケープコッドにある自邸にて、寛ぐ時が最高の贅沢だという。一般人とは真逆のライフスタイルである。

 

「休日には家にいます。私の趣味はゴルフとテニス。妻は馬術競技を嗜んでいます。私は3頭の馬のオーナーでもあるのですよ。私は馬には乗らず、もっぱら妻のスポンサーに徹していますが(笑)。

 

 26歳の娘と20歳になる息子がいます。娘は外交的だし、息子はファイナンスが得意。どちらもホテルには欠かせないものだから、いつかホテル業界に入ってくれるといいと思っています。

 

 実は私の父は、GE(ゼネラル・エレクトリック=米有数の歴史と規模を誇るコングロマリット)の取締役を務めていたのです。ですから幼い頃は、転勤また転勤でした。そうやって新しい場所や、新しい人々に出会うことに慣れ、それが好きになってしまったのです」

 

 まさにミスター・ホテルマンとでもいえそうなヴァンダースライス氏は、次の言葉でインタビューを締めくくってくれた。

 

「ラグジュアリーを愛するTHE RAKEの読者には“カレンダーが真っ白なところが、本当のラグジュアリーである”というリチャード・デイビス(米Departure誌編集長)の言葉を贈りたいと思います。ラグジュアリーとは、何もないところから、あなた自身が見つけ出すものです。コンラッド大阪にて、ぜひあなた自身のラグジュアリーを発見して頂きたいですね」

 

 

コンラッド大阪

住所:大阪市北区中之島3-2-4

Tel.03-6222-0111

www.conradosaka.jp

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<本連載の過去記事は以下より>

新生 MYTHA HOTEL ANTHOLOGYとは