Friday, February 21st, 2020

マセラティが発表した
世界で最後のグラントゥーリズモ

 マセラティが、日本の陸上界を代表するスプリンターである桐生祥秀氏がブランドアンバサダーに就任したのを祝し、世界に1台しかない特別限定車「Maserati GranTurismo GranFinale (マセラティ グラントゥーリズモ グランフィナーレ)」を発表した。

 この限定車は、マセラティを代表するスポーツカーであるグラントゥーリズモが2019年11月に生産を終了したことをうけ、世界で最後に販売される特別な一台。ビアンコ・フジとロッソ・イタリアーノのバイカラーを纏ったエクステリアカラーには、「日本とイタリアをつなぐ」という意味が込められており、日本の国旗を思わせるデザインになっている。今回、マセラティの「走りへの情熱と挑戦」という理念と、桐生氏の「走りを追求したあくなき挑戦」をする姿が合致し、ブランドアンバサダー就任が実現した。

 車両は入札形式によって販売され、売り上げの一部が公益財団法人日本陸上競技連盟へ寄付される。入札終了までの期間、マセラティ正規ディーラーで巡回展示を行うというから、この機会に是非とも足を運んではいかがだろう。