Sunday, September 25th, 2022

フェラーリ初の4ドア4シーター
「プロサングエ」発表

 フェラーリは75年の歴史で初めての4ドア4シーター「プロサングエ」(イタリア語で「サラブレッド」という意味)を発表した。

 このモデルは典型的な現代GTモデル(いわゆるクロスオーバーやSUV)とはまったく異なる、ミッドフロントにエンジンを、リアにギアボックスを搭載する、スポーティーなトランスアクスル・レイアウトを採用。パワー・トランスファー・ユニット(PTU)をエンジン前方に組み合わせ、ユニークな4×4トランスミッションを実現した。

 エンジンは自然吸気V12エンジンを搭載し、同セグメントで最高のパワー(725cv)を発生。フェラーリならではの心を奪うエンジン・サウンドや、最大トルクの80%をわずか2100rpmから発揮し、6250rpmで最大トルク716Nmに、7750rpmで最高出力725cvに達することで真のスポーツカーらしいユニークなドライビング・プレジャーを楽しめる。

 キャビンはゆったりとしたスペースに、洗練された高級感のあるインテリア。フェラーリ史上初めて、個々に調節可能な独立した4個のシートも搭載される。またラグジュアリーを追求しながらも、環境やサステナビリティに対する取り組みもなされており、車両全体にサステナブルな素材を幅広く使用している。