トッキーのラグジュアリー日記
Tocky's Luxury Escapes

THE RAKE 日本版 編集部員トッキーこと時田が出合った国内外のホテル、ダイニング、バーについて紹介します。

Tastes of Thailand at The Peninsula Tokyo

ザ・ペニンシュラ東京に登場、本場タイの女性シェフが贈る「テイスト・オブ・タイ」

Thursday, August 14th, 2025

ザ・ペニンシュラ東京で、今だけ味わえる特別なモダンタイ料理が登場。ザ・ペニンシュラバンコクの人気レストラン「ティプタラ」を率いる女性シェフ、モンニパ・ルソング氏が来日し、昨年の好評を受けてさらに磨きをかけたメニューがラインナップしています。9月15日までの期間限定、この夏だけの見逃せない美食のコラボレーションです。

 

 

 

 

 タイ料理は日本でもすっかりおなじみですが、近年は本格的かつ現代的にアレンジした“モダンタイ料理”が注目を集めています。なかでも必見なのが、ザ・ペニンシュラ東京1階の「ザ・ロビー」で9月15日まで開催されている、ザ・ペニンシュラバンコクのタイ料理ダイニング「ティプタラ」(“水上の楽園”という意味)とのコラボレーション。実は、昨年も好評を博したこのイベントで、人気のために今年も開催されることが決まりました。

 

 

チャオプラヤー川のリバーサイドに建つザ・ペニンシュラバンコクのタイ料理レストラン「ティプタラ」。アユタヤから運ばれたチーク材を使用して建てられた優美な空間。

 

 

「ティプタラ」の料理長、モンニパ・ルソング氏。タイ国内はもちろん、香港やシンガポール、モロッコなど世界各地で腕を磨いた実力派で、自家製カレーペーストやソースを駆使し、旬の食材を生かした一皿で人気。

 

 

 

 しかも今年は、前菜からデザートまでそれぞれ3種から選べる3品または4品のプリフィックスコースのほか、全15品のアラカルトも登場し。昨年よりもパワーアップ。タイ料理好きにはお馴染みの「ソムタム タイ」や「ヤムウンセン」から、スープ、海鮮・肉料理、パッタイやカレー、もち米とマンゴーのデザートまで、バラエティ豊かに揃います。

 

 たとえば「ソムタム」は、本場から取り寄せた調理器具を使い、陶器のボウルと木のすりこぎで作り上げられます。フレッシュな青パパイヤに、赤唐辛子、にんにくやインゲンを加え、香り豊かな干しエビやピーナッツ、タマリンドソースやライムジュース、フレッシュライムを絞り、仕上げにカシューナッツと干しエビをプラス。口に入れた瞬間に爽やかな香りが広がるでしょう。洗練された味わいと盛り付けは、ラグジュアリーホテルならではです。

 

 また「トムカーガイ」は、レモングラスやこぶみかんの葉の香りと鶏の旨みが溶け込んだココナッツミルクスープで、しっかりと辛味も感じられます。その味わい深さにタイ料理の概念を覆されるはずです。

 

 

大エビを蒸した「グン ヤイ ヌン マナオ」やさまざまなソースをつけて楽しめるエビの春巻き「クンワンルアム」や「チキンサテー」などといったシェアしやすい料理も豊富に揃う。

 

 

見た目も可愛らしい「カオニャオ マムアン」は、完熟マンゴーとココナッツもち米の黄金コンビ。

 

 

 そして、デザートの「カオニャオ マムアン」もぜひ味わいたい一品。ココナッツで炊き上げた上品な甘さのもち米と、フレッシュな甘さのマンゴーの組み合わせは抜群。バランスの取れた甘さが余韻を残します。

 

 さらに、ホテル24階「Peter バー」の鎌田氏がこのコラボのために考案したドリンクも登場。麦焼酎を使ったピニャコラーダ風カクテルや、グアバとジャスミン茶、ジンジャーエールを合わせた爽やかなモクテルは、どちらもスパイスの効いたタイ料理にぴったりです。ちなみにシンハービールも特別に提供されます。

 

 都内で本格的なモダンタイ料理を味わうなら、この機会をお見逃しなく。涼しい空間で、夏らしい香りと彩りに満ちたひとときを堪能してください。

 

 

「テイスト・オブ・タイ」

会場:ザ・ペニンシュラ東京1階 コンチネンタルダイニング「ザ・ロビー」

営業時間:11:30〜14:00(L.O.)、17:00〜20:30(L.O.)

料金:3品コース¥6,000、4品コース¥8,000、アラカルト¥2,800〜