雨の日の装い

ハンチング帽にレインコートを着用するチャールズ皇太子（1979年）。

　フード付きのアウターを着ていない場合、何か頭部を保護するための帽子の着用をおすすめする。シンプルなニット帽は、100年以上にわたってセーラーや兵士、スキーヤー、スケートボーダーなど、多くの人々に愛されてきた。素材はカシミア、ウールなどがある。そして好みのテイストに応じて多彩なカラーから選択することができる。

　優れたフェルト製のフェドラハットは雨でも素晴らしい保護を提供してくれるが、風に飛ばされる可能性があるので気をつけたい。それに濡れた後は、適切な方法で乾かさなければならない。専門家によると、スウェットバンドを裏返し、帽子を平らな面に立てて自然乾燥させる必要があるとのこと。またヒーターやドライヤーは絶対に使用しないこと。濡れたままフックにかけておくのもよくない。

　レアードハッターは、伝統的で耐水性に優れたオーストリアのローデンクロスを用いて、クラシックな帽子を作っている。クラッシャブル・フェドラは、くしゃくしゃに丸めてもその形状を保持するようにできており、さらに悪天候にも適している。もしくはキャスケットもメンテナンスが簡単でおすすめだ。