THE ULTIMATE CARS FOR A RIVIERA JAUNT
フレンチ・リビエラに
似合うクルマ Best8
January 2020
3. 1956年式 メルセデス・ベンツ220 S W180
フランソワーズ・サガンのデビュー作を、オットー・プレミンジャー監督が脚色した映画『悲しみよこんにちは』(1958年)では、デヴィッド・ニーヴン演じる狂気のプレイボーイが、南フランスの美しい風景の中、メルセデス・ベンツ220 Sカブリオレを転がしている。今日でもコレクターズ・アイテムとして人気の高いモデルである。
ロサンゼルスのクラシックカー・ディーラー“ビバリーヒルズ・カークラブ”では、ニーヴンが運転していたものとほぼ同じようなクラシックカーを、数多く扱っている。
4. 1959年式 アルファ ロメオ ジュリエッタ スパイダー
俳優アラン・ドロンは、クルマに情熱を注いだことで知られている。彼のかつての愛車、1961年型フェラーリ250 GT SWB カリフォルニア・スパイダーは、2015年のオークションにて、記録破りの1420万ユーロ(19億円)で競り落とされた。
彼の運転するクルマは、皆素晴らしかった。映画『地下室のメロディー』(1963年)でドロンが運転した、素晴らしくゴージャスなドロップトップ、アルファ ロメオ ジュリエッタスパイダーは、その好例だ。