Rolex's Partnership with Golf
ロレックスとゴルフ
共鳴する精神と強固な絆
May 2023
錚々たるゴルファーが出場したマスターズ・トーナメント。その中にはロレックスがパートナーシップを結ぶ、「ロレックス テスティモニー」が名を連ねていた。ロレックスとゴルフの深いつながりとは?
1963年のマスターズで初優勝を果たしたジャック・ニクラウス。©Rolex/James Drake
「ビッグスリー」のひとりでもある往年の名ゴルファー、ジャック・ニクラウスは、かつての栄光を振り返ってこう述べた。
「私はまだ23歳でした。当時は、グリーンジャケットが大切な賞品でした。伝統と名声のシンボルであり、とても気に入っています。マスターズで優勝することはずっと私の夢でした」
グリーンジャケットとは、ゴルフの世界4大メジャー大会のひとつである「マスターズ・トーナメント」で優勝したゴルファーに贈られるグリーン色のジャケットのことだ。会場であるオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブのメンバーの証でもある。ニクラウスがマスターズで初優勝したのが1963年。それから今年はちょうど60年にあたる。
2023年のマスターズで連覇を狙うスコッティ・シェフラー。彼もまたロレックス テスティモニーのひとり。©Rolex/Augusta National 2023
去る4月6日〜9日に、第87回となるマスターズ・トーナメントが開催された。シーズン最初の男子メジャー大会であるマスターズは、4大大会の中でも唯一、招待選手のみが出場して競い合う特別な大会で、綿密に設計されたコースをもつ名門オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブで毎年開催されている。今年、4日間の熾烈な戦いを制したのは、スペインのジョン・ラーム。悲願の初制覇を果たした彼には、王者の証であるグリーンジャケットが贈られた。
マスターズに出場したロレックス テスティモニーたち。上から:優勝したジョン・ラーム、スコッティ・シェフラー、コリン・モリカワ、松山英樹。©Rolex/Augusta National 2023
腕時計ブランドとして世界に名を馳せるロレックスは、1999年よりマスターズをサポートしており、2008年にはインターナショナル・パートナーとなっている。ロレックスは、才能に溢れ、卓越性への熱い思いと常に向上心をもつアスリートやアーティストを「テスティモニー」として称え、それぞれの活動を支援しているが、マスターズには多数のロレックス テスティモニーが出場している。今年の覇者ジョン・ラームはもちろん、惜しくも2位となったフィル・ミケルソンとブルックス・ケプカ、連覇に挑んだスコッティ・シェフラー、2021年にアジア初、日本人初の覇者となった松山英樹、そしてジャスティン・トーマス、アダム・スコット、タイガー・ウッズなど、彼らは皆、ロレックスとパートナーシップを結んでいる。
ロレックス テスティモニーでありマスターズ・チャンピオンでもある3人。左から、スコッティ・シェフラー(2022年優勝)、ジャック・ニクラウス(1963年、1965年、1966年、1972年、1975年、1986年優勝)、タイガー・ウッズ(1997年、2001年、2002年、2005年、2019年優勝)。©Rolex/Bart Michiels
そもそもロレックスは、長年にわたるゴルフ界との深いつながりを持っている。その永続的な関係は、アメリカの伝説的プレーヤー、アーノルド・パーマーがテスティモニーとなった1967年にまでさかのぼる。後に、彼とともに「ビッグスリー」として知られるジャック・ニクラウスとゲーリー・プレイヤーもその後テスティモニーに加わり、それ以来、ロレックスとゴルフとの関わりはあらゆるレベルにまで広がっていった。メジャー4大大会すべてとパートナーシップを結ぶだけでなく、男女ともに世界最高峰のゴルフツアーとゴルフ選手権、運営組織、そして若手を含め多くの選手たちを支援し、ゴルフ文化の発展に大きく関わってきたのだ。
ゴルフ界の「ビッグスリー」。左から、アーノルド・パーマー、ジャック・ニクラウス、ゲーリー・プレイヤー。ⓒRolex/Kevin LamarqueReuters
ロレックスとゴルフの両者に共鳴するのは、伝統と揺るぎない精確性。そして誠実さ、敬意、エレガンスという時代を超えて重要視される価値観である。半世紀以上にわたって築かれたその強固な絆は、今後もまだまだ続く。
ロレックスとゴルフの詳細については、下記URLにて。
www.rolex.com/ja/rolex-and-sports/golf
日本ロレックス
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