Rolex and Golf: An Unwavering Connection
ロレックスとゴルフ ——揺るぎない絆——
November 2024
2024年9月、カナダのロイヤルモントリオールゴルフクラブで開催された「プレジデンツカップ」。その華やかな舞台を支えていたのは、ゴルフ界にとって欠かせない存在、ロレックスである。1967年以来、ロレックスはゴルフの進化とともに歩み、選手や大会、ファンとの間に特別な絆を築いてきた。両者の深い結びつきを探る。
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2024年の「プレジデンツカップ」最終日にティーショットを放つ、ロレックス テスティモニーのスコッティ・シェフラー。©Rolex/J.D. Cuban
2024年9月26日から29日にかけてカナダのロイヤルモントリオールゴルフクラブで開催された「プレジデンツカップ」は、世界のトップゴルファー24名が集結し、米国選抜チームと世界選抜チームが団体戦で競い合うという、ゴルフ界における大舞台である。ゴルフの団体戦といえば、米国選抜チームと欧州選抜チームが戦う「ライダーカップ」があるが、これはアジアの選手が参加できないこともあり、日本での認知度は決して高くなかった。しかし、1994年に「プレジデンツカップ」が創設されて日本や韓国の人気選手も参加できるようになると、団体戦に対する注目度は飛躍的に高まった。
特に今年は、ロレックス テスティモニーである松山英樹選手が、世界ランキング1位で同じくテスティモニーのスコッティ・シェフラー選手を最終日に破るという劇的な展開で、大いに盛り上がり話題となった。
2024年プレジデンツカップで活躍したロレックス テスティモニーのスコッティ・シェフラー。©Rolex/J.D. Cuban
松山英樹は世界選抜のエース格として、最後のシングルス戦で世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーを破った。ともにロレックス テスティモニーである。©Rolex/J.D. Cuban
ゴルフは今や、アメリカやヨーロッパだけでなく、アジアや中東を含む世界中で人気を集めるグローバルスポーツといえる。「プレジデンツカップ」の選手陣の顔ぶれがこの事実を物語っている。
スイスの腕時計ブランドとして世界に名を馳せるロレックスは、2005年から「プレジデンツカップ」のオフィシャルタイムキーパーを務め、現在ではグローバルパートナーとして大会を支えている。また、もう一つの団体戦である「ライダーカップ」においては、1995年にヨーロッパチームのオフィシャルタイムキーパーとして関係を開始して以来、長年のパートナーであり、現在ではワールドワイドパートナーとして、また大会出場選手を決定するための順位を示す「ライダーカップポイント」のプレゼンティングパートナーも務めている。
「プレジデンツカップ」で熾烈な戦いを制した米国選抜チームの選手たちと、キャプテンのジム・フューリック(後列中央)。©Rolex/Chris Turvey
こうしたロレックスとゴルフの深いつながりは、1967年に始まった。当時アメリカの伝説的なゴルファーだった、アーノルド・パーマーとのパートナーシップが始まりであり、以来、ロレックスは才能に溢れ、卓越性への熱い思いと常に上を目指す向上心をもつスポーツ選手やアーティストたちを「テスティモニー」としてその活動を支援するようになる。パーマーは、ゴルフ界における初のロレックス テスティモニーである。
ゴルフ界初のテスティモニーとなったアーノルド・パーマー、1963年の全英オープンにて。© Rolex/Bob ThomasGetty Images
その後、パーマーの親友でありライバルでもあったジャック・ニクラウスとゲーリー・プレイヤーもテスティモニーに加わり、「ビッグ・スリー」として知られる彼らをきっかけに、ロレックスはゴルフ界と深い関わりを持つようになる。
ゴルフ界の「ビッグ・スリー」。左から、ゲーリー・プレイヤー、アーノルド・パーマー、ジャック・ニクラウス。© Rolex/Fadil Berisha
こうして今日まで60年近くにわたって、ロレックスはゴルフというスポーツの発展に大いに貢献してきた。ゴルフの4大メジャートーナメント(マスターズ、全米オープン、全英オープン、全米プロゴルフ選手権)のすべてとパートナーシップを結び、さらに女子ゴルフの5つのメジャー大会(シェブロン選手権、全米女子オープン、KPMG全米女子プロゴルフ選手権、アムンディ エビアン選手権、AIG女子オープン)のオフィシャルタイムキーパーも務めている。R&Aや、全米ゴルフ協会(USGA)といった、世界のゴルフ競技を統括する権威ある団体ともパートナーシップを結び、さらにアマチュアからシニアランキングまで幅広くサポートを広げている。
第117回全米オープン、エリンヒルズGCのUSGAフラッグとロレックスのクロック。©Rolex/Chris Turvey
ゴルフ界では、男女問わず多くのロレックス テスティモニーが活躍している。タイガー・ウッズ(アメリカ)、ジョーダン・スピース(アメリカ)、アダム・スコット(オーストラリア)、スコッティ・シェフラー(アメリカ)、イム・ソンジェ(韓国)、ギャリック・ヒゴ(南アフリカ)、ルードヴィッヒ・アベルグ(スウェーデン)、そして日本人選手として唯一の松山英樹らが名を連ねており、これらの選手はロレックスとの関係を深めつつ、その卓越したパフォーマンスを世界中で披露している。
2024年「プレジデンツカップ」に出場したロレックス テスティモニーたち。上から:アダム・スコット©Rolex/J.D. Cuban、ジェイソン・デイ©Rolex/J.D. Cuban、イム・ソンジェ©Rolex/Chris Turvey、松山英樹©Rolex/J.D. Cuban。
ゴルフというスポーツは、ロレックスのアイデンティティに深く根差した精確性、誠実さ、敬意、エレガンス、そして卓越性という価値観を体現している。両者の絆は、時を超えて揺るぎなく続き、ロレックスのブランド哲学である「パーペチュアル(永続性)」ともつながる。今後もロレックスは、ゴルフ界のあらゆる伝説とともにその歴史を刻んでいくだろう。
ロレックスとゴルフの詳細については、下記URLにて。
www.rolex.com/ja/rolex-and-sports/golf
日本ロレックス
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