HOME AWAY HOME: Four Seasons Resort Hualalai vol.3

心が潤うハワイ島ステイ 03
〜多彩なダイニング〜

August 2018

プライベートカバナやサラサラな砂の上まで。

ゲストの希望に応えてくれる数々のダイニング

 

 

 次は旅における大きな楽しみのひとつである“食”を紹介していこう。フアラライでは、長期滞在者が多いため、ダイニングで提供される料理の種類が豊富なことはもちろん、プライベートビーチでのダイニングなど既存のダイニングではない場所でも食事を用意してくれる。ゲストの希望をくまなく叶えてくれるサービスが充実しているのだ。

 

 先に紹介したように、その多様な土壌と気候、そして豊かな海のおかげで、多彩で新鮮な食材を誇るハワイ島。フアラライもその恩恵を存分に受けている。また、地元の食材を多用するだけでなく、敷地内のフィッシュポンド&ハーブガーデンではマンゴーをはじめとするフルーツや数多くの野菜、そしてエビや魚まで育てており、フアラライ・ゴルフコース内にある人工湖「プナヴァイ湖」(Punawai Lake)では牡蠣の有機養殖まで行なっている。

 

 エグゼクティブシェフを務めるのは、トマ・ベレック氏。19年間にわたり世界各地のフォーシーズンズ ホテルズ アンド リゾーツのシェフを務める彼は、「Maîtres Cuisiniers de France」というフランスにおけるマスターシェフの称号をも持つ実力者。その土地の食材のよさを生かした料理に定評がある。

 

 

エグゼクティブシェフのトマ・ベレック氏。フランス生まれの氏が生み出す料理は、素材の良さを最大限に生かしたものばかり。彼が作るラザニアはこれ以上ないほど絶品。

 

 

 メインダイニングの「ウル オーシャングリル」では、新鮮な魚をメインに楽しむことができる。コナ国際空港の近くに位置するアメリカ唯一の養殖場で育てられた新鮮なカンパチのお刺身や、天然のマグロなど、地元の食材を使用したメニューが豊富である。我々日本人も大いに満足できる味と内容だ。

 

 

朝食は部屋以外に「ウル オーシャングリル」でも食べられる。夜とは異なる雰囲気を楽しみたい。

 

カンパチのお刺身は、グリーンアップルソースとともに。塩昆布の塩気とアップルのさっぱりした甘味が絶妙にマッチした一品だ。

 

バーカウンターからはサンセットを望むことができる。手前には、目の前で料理を仕上げてくれる予約必須のシェフズテーブルも。

 

 

 またプール横に位置している「ビーチツリー」は、昼食はカリフォルニアスタイル、夕食はイタリアンの食事を提供している。マグロやエビを使ったタコスや、野菜たっぷりのサラダ、さらにはハワイの定番ポケなども楽しめる。

 

 特にハワイ産牛フィレのグリルはトライしてほしい。臭みが全くない柔らかな赤身肉は、いくらでも食べれてしまいそうなほど、やみつきになること間違いない。また、シグネチャードリンクであるココナッツ・レモネードは、火照った体をリセットしてくれることだろう。

 

 

海岸沿いに設けられた席は、サンセットを望む特等席。夜には生演奏が開催されることも。

 

木材が基調となった、ハワイらしさを感じられる空間。オープンスペースになっているため、海からの風を気持ちよく感じられる。

 

 

 デスティネーション ダイニングの一例として、プライベートビーチでのディナーもおすすめだ。裸足になって、ひんやりと冷たい砂を足で感じ、沈みゆく夕日を眺めながら楽しむディナーは特別なひとときを約束してくれること間違いなし。

 

 

プライベートビーチでのダイニングは、正真正銘の貸し切り。最大で20名まで可能だ。カップルではもちろん、友人や家族を呼んで、大勢でワイワイ食事をするのにも最適。

 

 

 いずれのダイニングでも、ハワイ島が育む新鮮な食材を用いた料理を愉しむことができる。他にも多彩なダイニングがあるので、ぜひその時の気分に合わせて、選んでいただきたい。

 

 

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