BENTLEY “Continental GT"
グランドツーリングの
地平を広げる存在
September 2017
ベントレー モータースは、同社を代表するグランドツアラー、コンチネンタルGTの新型を発表した。第3世代となる新型は、設計・エンジニアリング・ハンドクラフトのすべてが英国で行われる。揺るぎないパフォーマンス、手仕事から生み出されるラグジュアリー、そして最先端テクノロジーが三位一体となった、史上最高のグランドツアラーである。
新型コンチネンタルGTのエクステリアは、先代モデルの人気を決定づけたクラシックな優雅さを継承しつつ、シャープなラインが際立つ、彫刻のようなフォルムとなっている。アルミニウムを特別な技術で加工したボディは、先代と比べて80 kg以上の軽量化を達成した。重量配分を考えてエンジンを後方に配置した結果、ドライバー重視のダイナミックなパフォーマンスが生まれている。
新設計のシャシーには、「ベントレー ダイナミックライド」と呼ばれるシステムを搭載。どのような路面状況でも乗員への不快な挙動が抑えられ、優れた乗り心地と洗練されたハンドリングをもたらすという。
新型コンチネンタルGTの心臓は、強化された6.0リッターツインターボチャージドW12 TSIエンジンだ。最高出力635 PS、最大トルク900 Nmを発生する。このエンジンに8速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせ、素早く効率的なギアチェンジを可能とした。0-100 km/hを3.7秒で駆け抜け、最高速度は333 km/hに達する。スタートストップテクノロジーや可変シリンダーシステムも搭載され、パワーだけでなく効率性の追求もなされている。
インテリアデザインは、“モダンラグジュアリー”の一言だ。最先端の車載テクノロジーと、手仕事で仕上げられた最高級の天然素材とがシームレスに一体化している。
豪華なキャビンには、「ダイヤモンド・イン・ダイヤモンド」と呼ばれる新しいデザインのレザーが取り入れられている。ひとつのダイヤモンド模様を構成するステッチは712個にもなるという。加えて、レザーとカーペットのポートフォリオの充実も図られ、オーナーは多くのバリエーションの中から好みのカラーをチョイスすることができる。
注目すべきは、完全デジタル化されたインストルメントパネルと、ドライバー用の「ベントレー ローティングディスプレイ」だ。これは3面ユニットに12.3インチの高性能タッチスクリーンを収納したもの。一見するとウッドパネルがずっと繋がっているような印象だが、エンジンをスタートさせると回転式のスクリーンと優美な3個のアナログダイヤルが現れる。
新型コンチネンタルGTは、そのどこをとっても超弩級。グランドツーリングの地平を広げる存在だ。日本でのデリバリーは、2018年第2四半期を予定しているという。
Bentley Continental GT
全長×全幅×全高:4,805×1,954×1,405mm
車両重量:2,244kg
エンジン:6.0リッターツインターボチャージド W12 TSI
最高馬力:635PS @6,000rpm
最大トルク:900Nm @1,350-4,500rpm
トランスミッション:8速デュアルクラッチトランスミッション
0-100km/h加速:3.7秒
最高速度:333km/h
¥25,300,000(税込)Bentley
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Tel.0120-97-7797