BENTLEY ACHIEVES RECORD SALES IN MOST CHALLENGING OF YEARS

高級なものほど売れる!?
ベントレー、過去最高の販売

Friday, February 26th, 2021

世界随一の高級車であるベントレーは、コロナ禍に見舞われた2020年においても絶好調で、ブランド設立以来、最高の販売台数を記録したという。

その躍進の秘密を、ベントレーモーターズの会長兼CEO、エイドリアン・ホールマーク氏が語る。

 

 

 

 

 未曾有のコロナ禍のなかで、ベントレーモーターズは、2020年の総販売台数が2019年比2%増の11,206台となったことを発表した。ニューモデルの導入が後押しとなり、ベントレーの101年の歴史の中で、最高の販売台数を記録するという目覚ましい結果となった。

 

 生産の大幅な再設計をすることにより、ソーシャルディスタンスを保ちながらも、生産を維持することが可能になったという。地域的にはアメリカが1位だが、中国での販売が48%増となり、アメリカに迫る勢いとなった。

 

 ベントレーモーターズの会長兼CEOのエイドリアン・ホールマーク氏は、販売実績に関し次のようにコメントしている。

 

「パンデミックが発生する前には売上高の増加を予想していましたが、今年世界各地でさまざまな規制が行われたことを考えると、最高販売台数の記録を更新したことは私たちの可能性を強く示しているといえます。一つ確かなことは、私たちは前進し続けるということです。その最初の一歩としてベンテイガ・ハイブリッドを発表しました。これは今年ローンチする9つの新モデルのひとつですが、私たちは2030年までに完全に電動自動車メーカーになるという目標に向かって加速していきます」

 

「現在の成功の鍵となったのは、数々のエキサイティングな新モデルの導入と、他の人気モデルの世界的な販売増です。特に、新型フライングスパーが世界各国で発売され、お客様とメディアの双方から多くの支持を得ることができました。10月には高性能V8エンジンを搭載したモデルが導入され、これによりさらに需要が高まりました」

 

 

 

 

「コンチネンタルGTとGTコンバーチブルが総販売台数の39%を占め、年間販売台数第1位のモデルラインとなりました。しかしながら、先代モデルの生産終了や、新型コロナの影響による新モデルの市場参入の遅れにもかかわらず、ベンテイガは先駆的なSUVとして、単一モデルとしては最大の販売台数を誇り、総販売台数の37%を占めました」

 

「最も成長が目覚ましかったのは中国で、前年比48%増となり、1,940台から2,880台へと増加しました。新型フライングスパーがトラディショナルなセダン市場に受け入れられたことと、ベンテイガが継続して売り上げを伸ばしたことが要因でした。アジア太平洋地域では6%増となり、2019年の1,139台から1,203台と増加しました」

 

 この状況下においても、超ラグジュアリー市場は好調だと囁かれるが、ベントレーの発表は、その噂を裏付ける結果となった。この傾向はクルマのみならず、ファッション、時計、その他さまざまなジャンルにおいても変わらない。その詳細については、THE RAKE JAPAN ISSUE 39(3月25日発売予定)について、詳しくお伝えするつもりだ。