Asprey Chairman JOHN RIGAS Interview

王室気分を味わえるブランド

Monday, July 9th, 2018

 

「こんなモノまで!」の驚き

 

 そんな一流どころが、昨年末、銀座の並木通りに面するサンモトヤマ内に、フラッグシップ・ショップをオープンした。店内には、ジュエリー、アクセサリー、シルバー、時計、グラス、陶器、服飾雑貨、レザー製品など、さまざまな商品が並べられている。店は、「こんなモノまであるのか!」という驚きに満ちあふれている。

 

「アスプレイは長い歴史のなかで、多くの商品をリリースしてきました。そしてそのすべてにおいて最高のクオリティとイノベーションを求めてきたのです。その伝統は今でも続いています。例えば、“フォーシーズンズ”と名付けられたグラスは、伝統的な職人が作ったグラスに、レーザー光線によってカットを加えたもの。クラフツマンシップとハイテクのいいとこ取りなのです」

 

“フォーシーズンズ”と名付けられたフラワーベースの「サマー」。レーザー光線による加工がなされている。¥671,300 Asprey

 

 

 英国らしいユーモア感覚も魅力だ。その好例が、ゴリラの形をした金庫である。

 

「その昔カジノを経営していた男が、金持ちから巻き上げた金で動物園を造りました。そしてそれまでの動物園では不可能だったゴリラ(シルバーバック)の繁殖に、初めて成功したのです。そんなエピソードがあるから、わざわざゴリラの形をしたシルバーの金庫を作ったのです」

 

 

シルバー製のゴリラ金庫。世界限定3個。¥11,490,000 Asprey

 

 

 リーガス氏自身が愛用しているアスプレイは、どんなものがあるのだろうか?

 

「私自身が先日購入したのは、シルバー製のカクテル・シェイカーです。クラフツマンシップとコンテンポラリー・デザインを兼ね備えた、素晴らしい品です。しかもそれは、実際に使うことができる。ユーティリティも併せ持っているのです。もっとも私自身は、ウォッカをストレートで飲むのが好きなのですが(笑)」

 

 またアスプレイでは、創業当時より、顧客の要望を反映したメイド・トゥー・オーダーのサービスを実施してきた。

 

「“It can be done”のモットーのもと、お客様のさまざまなリクエストにお応えしています。ウィンブルドンのテニストーナメントや、ドバイカップ(競走馬レース)のトロフィーは、われわれが作っています。アブダビの王様のためにシルバー製の剣をお納めしたこともあります。これはキャメル(ラクダ)レースの優勝者に授与されたそうです」

 

 父の代から通っているというテーラーで仕立てたスーツに、ベルルッティのシューズというスタイリッシュないでたちのリーガス氏は、大の日本通でもある。

 

「若い頃からカラテを習っており、今でも週2回は稽古をしています。カラテは私の生き方に大きな影響を与えました。常に若く、礼儀正しく、強くありたいと思っています」

 

 そんな氏が舵取りをしていくアスプレイは、さらに力強く成長していくことだろう。

 


 

さまざまなアイテムが並べられたアスプレイの店内。その商品バリエーションは驚くほど豊富。レディスのバッグやジュエリーなども充実している。

 

 

サンモトヤマ銀座本店/アスプレイ

東京都中央区銀座6-6-7 東京銀座朝日ビルディング

Tel 03-3573-0005

www.asprey.com

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