10 ITEMS OF CLOTHING EVERY MAN MUST OWN

すべての男性が所有しなければならないマスト・アイテム10

February 2020

 

●各アイテムは、ほぼ完璧でなければならない。これらはあなたが何度も何度も着る服なので、フィット感、生地の組成、価格、耐久性の点で、ワードローブにとって理想的なものでなければならない。もしものときのために、それらを複数買っておくことさえ、検討するほど完璧でなければならない。

 

●スタイルは時代を超越したものでなければならない。トレンドは本質的に短命なので、1インチのラペルのジャケットや、短すぎるトラウザーズはすぐに寄付の山になる。あなたが最も頻繁に着用すべきトップ10アイテムは、長期にわたって着られる、クラシックなシルエットであるべきだ。極端なカット、幅、長さ、パターンを回避すれば、スタイルが損なわれることはない。

 

●これらのアイテムはベーシックなものかもしれないが、退屈なものである必要はない。ワードローブの基本をシンプルなカットと無地の色で揃えるのは理にかなっているが、すべてのディテールを避けることはない。量販店が好む平らでプレーンな生地や、誰にも当てはまらないワンサイズフィットのカットは、衣服の貧相さをよりはっきりさせるだけだ。その代わりに、予算の限り、素晴らしい質感と織り模様を備えた、天然素材の最高品質の生地を探して欲しい。ソリッドカラーのシャツやセーターでは、ヘリンボーンのようなトーン・オン・トーンの織り方や、メランジされた糸で、遠目でのみソリッドに見える生地もある。

 

●より多くのお金を費やす価値があるものを選ぶ。あなたの予算に関係なく、あなたが使うお金を最大化する方法を見つけるべきだ。

 

 購入する前に、アイテムのランニング・コストを考えてほしい。ブルーのスエードローファーは1回につき10ドルかかるが、白いドレスシャツは1回につき1ドルしかかからない。頻繁に着用する衣服に、より多くを費やすことが肝要だ。

 

 これが私たちのトップ10マスト・アイテムだ。

 

 

 

 

1.ホワイトのドレスシャツ

 

 ホワイトのドレスシャツをクラシック・ワードローブの空白のキャンバスと考えたい。ホワイト・ドレスシャツは非常にシンプルなものであるべきだが、つまらないものである必要はない。最高のシャツを得るには、あなたのサイズに合ったカスタムメイドにするべきだ。ミッドウエイトのオールシーズン用で、かすかな織り模様かヘリンボーンなどのパターンがあるものを選び、生地に表情を与えよう。白シャツは折り目正しく、よりフォーマルなコーディネイトに適している。そのため、ボタンダウンなどの柔らかいカラーではなく、硬めでミディアム・スプレッドのカラーを選択する。

 

 

2.ライトブルーのドレスシャツ

 

 ライトブルーのドレスシャツは、色彩を持っているが、白シャツと同じくらい多用途だ。ブルーとうまく組み合わせられない色はほとんどない。そのため、それはビジネスマンの定番といえる。ニーズにもよるが、ややフォーマルではないコンビネーションに最適だ。オックスフォード、ツイル、またはポプリン生地を使用すると、質感、耐久性、およびソフトなイメージが得られる。

 

 

3.ネイビーのウーステッド・スーツ

 

 なぜかはわからないが、大規模小売店は、何百万人もの男性に、彼らに必要なスーツは黒だと信じ込ませた。そして、これ以上の間違いはない。黒は葬儀と聖職者のためのものであり、男性のワードローブの中で最も重要なスーツは(たとえ何着持っていても)ネイビーのウーステッド・スーツでなければならない。

 

 それはオフィス、結婚式、インタビュー、カクテルパーティーで、いつも適切である。ウーステッドは、長持ちする素材で、その耐久性とボディのエレガントなドレープのために、より重いウエイトの生地を選択するべきだ。ディテールはフォーマルなものを選ぶ。ピークドラペル、4つの袖ボタン、お好みならダブルブレステッドなどだ。

 

 

 

 

4.ネイビーブレザー

 

 ネイビーのブレザーは、スーツの上着ではなく、トラウザーズから切り離された、ワードローブの独立したアイテムであるべきだ。カット、色、素材、およびフォーマリティの点で、ネイビーのウーステッド・スーツとは明らかに異なる。重い織りで、明るく豊かなネイビーの色合いを選択し、パッチポケット、替えボタン、ノッチドラペルなどのディテールを採用して、よりカジュアルな性質を強調したい。

 

 

5.グレイフランネルのスーツ

 

 ネイビーのスーツのように、グレイフランネルのスーツは魅力的であると同時に多目的だ。昔から現在まで、多くのクラシックなスタイル・アイコンが選択してきた、ソフトなグレイフランネルは、涼しい季節に最適だ。

 

 

 

 

6.ツイードのスポーツジャケット

 

 ツイードは、ワードローブに“テクスチャー”を加えるための究極の素材だ。さまざまな色のウールをミックスして織られたツイードは、ワードローブに微妙な色合いを加える、実にクラシックな方法だ。 ツイードにはさまざまなテクスチャー、織り、カットがあるため、あなたのスタイルに合ったジャケットを、必ず見つけることができよう。

 

 

7.トレンチコート

 

 伝統的なトレンチコートは、多くの場所で、ほとんどの季節を通して(真冬は別としても)着ることができる。ミリタリー風のダブルブレスト・カットとエポーレット、レザーバックル、ベルトは、マスキュリンでありながらエレガントでもある。購入するなら、耐久性を考えて、クラシックなギャバジンを選びたい。取り外し可能なライナーを付ければ、さらに長いシーズン着用できる。理想的な旅の道連れであるトレンチは、クラシックなカーキはもちろん、ブラックやグレイ・カラーも似合う。

 

 

 

 

8.チノーズ

 

 チノーズ(チノパンツ)はどこでも扱っており、あなたにぴったりの1本が必ずあるはずだ。伝統的なカーキ色のトラウザーズは無愛想なアイテムだが、この色は他の衣類で使われることがあまりないため、(クラシック・トレンチコートを除く)淡い色のトラウザーズで、装いにコントラストをつけるのに最適だ。自分の好みに合ったデザイン(フラットフロントまたはプリーツ、カフ付きまたはカフなしなど)を選べばいいが、クラシックでクリーンなスタイルのために、中程度の太さのものを、最小限のブレイクで穿きたい。

 

 

9.バーガンディのベスト

 

 あなたはこのリストにベストを見ることに驚かれるかもしれない。しかし、衣服に関しては、ベストほどあなたのワードローブの汎用性を増やすものはない。ベストは、ニュートラルなアンサンブルに、ポップな色とコントラストを追加できる。限られた数のジャケットでも、作ることができるコーディネイトの数が増える。そして別のジャケットを購入するよりも安価である。最後に、より複雑なアイテムと比べて、サイジングとアジャストが簡単だ。バーガンディは、男性のワードローブのほぼすべての主要な色とうまく組み合わせられる。もしいくつかのバーガンディのアクセサリーを持っていたら、ベストはその色をコーディネイトに結びつける素晴らしい方法だ。

 

 

10.ボトルグリーンのVネックセーター

 

 すべての男性には何枚かの良いセーターが必要だ。グリーンはメンズウェアで最も過小評価されている色のひとつであり、グレイ、ネイビー、カーキ、ブルー、ブラウンなどの従来の基本色のすべてと完璧に調和する。バーガンディのような豊かなボトルグリーン(暗緑色)は、アクセサリーの色として頻繁に使用される。Vネックのセーターやネクタイには特に適している。

 

 

数多くのワードローブを組み立てたら、その整理が重要だ。よく整備されたワードローブは、衣服を最大限に活用するのに役立ち、服への投資をさらに価値のあるものとする。

1 2