Saturday, March 9th, 2024
マンダリン オリエンタル 東京、タパス モラキュラーバーで新メニューを展開
マンダリン オリエンタル 東京の38階に位置する、わずか8席しかない「タパス モラキュラーバー」に、新たなコースメニュー「見たこともあるかもしれない、ないかもしれない夢Vol.2」が登場した。
モラキュラーキュイジーヌ(分子ガストロノミー)を堪能できる同店では、アート専攻というユニークな経歴を持つ料理長の牛窪健氏が、五感と想像力を刺激する“食のアートパフォーマンス”を提供。型にはまらない自由な発想で、科学的・物理的な観点に多様な技巧を取り入れた、まるでアートのような料理の数々を生み出す。新コースでは、牛窪氏の感性が織りなす奇想天外な13品のメニューを展開。日本酒を造る際に余る酒粕を使った一品や、廃棄されてしまう米ぬかにくずきりと黒豆を合わせたデザートなどサステナビリティを考慮したメニューも取り入れている。さらに、本わさびや味噌、梅干し、ラムネなど、日本ならではの食材を使用することにもこだわり、斬新なパフォーマンスだけではない食の未来を意識したメニューを届ける。
新感覚の食体験は、バーカウンターで同時刻に繰り広げられる。牛窪氏が自ら描いた、『見たこともあるかもしれない、ないかもしれない夢』と題した絵本の中で紡がれる、夢の世界を具現化した一皿一皿が、8名を独創的な世界へと導くだろう。
text: chiharu honjo