Wednesday, August 17th, 2022

映画「007」シリーズ60周年を
記念したオークションが9月に開催

 1962年に第一作が公開されてから、今年で60周年を迎えた映画「007」シリーズ。これを記念し、老舗オークションハウス「クリスティーズ」と007シリーズの制作会社「イーオン・プロダクションズ」がチャリティオークション『Sixty Years of James Bond』を来たる9月に開催する。過去3回のクリスティーズによる007公式オークションに続き4回目となる今回は、合計60点の作品が出品され、収益はすべてユニセフやUNHCRをはじめとする45のチャリティ団体に寄付される。9月28日に開催されるライブオークションへの参加は招待制となっているが、日本在住のボンドファンやコレクタ-は、クリスティーズライブを利用したオンライン入札、電話入札、書面入札での参加可能。

 ライブセールでは、25作目の映画『No Time To Die』に関連するクルマやボート、バイクや時計、衣装や小道具など計25点が出品され、6人(ショーン・コネリー、ジョージ・レーゼンビー、ロジャー・ムーア、ティモシー・ダルトン、ピアース・ブロスナン、ダニエル・クレイグ)が演じたジェームズ・ボンドを象徴するようなアイテムも各1点ずつ出品されるという。9月15日から10月5日の“Global James Bond Day”まで行われるオンラインセールには、ポスターや小道具、衣装や記念品、体験など、25作品に及ぶ35点の出品が予定されている。

 オークションの下見会は、9月15日から28日までロンドンのクリスティーズで開催予定(入場無料)。同オークションの限定カタログは、ホームページから注文可能だ。

 

images: © Christie’s Images Limited 2022