Tuesday, June 28th, 2022

Ferrari 296GTS日本上陸
鈴鹿サーキットで初お披露目

 2022年6月24日、フェラーリ·ジャパンは、2022年4月にフェラーリのウェブサイトで公開されたミッド·リアエンジンの最新2シーター·ベルリネッタ·スパイダー、296GTSの日本上陸を発表し、6月25日、26日に4年ぶりとなる待望の跳ね馬の祭典、「フェラーリ·レーシング·デイズ」の開催期間中、鈴鹿サーキットの会場にて、全国から集結する1,000人以上のフェラーリオーナーにお披露目された。

 296GTSは、ステアリングを握る楽しさという概念を根本から書き換え、限界まで攻めるドライビングに限らず、日常的な走行でも純粋な感動を味わえるモデル。296GTBでデビューした、最高出力663cv、バンク角120°の新V6エンジンと、122kW(167cv)の電気モーターが組み合わされ、クラストップの830cvという総出力を誇る。またプラグイン·ハイブリッド(PHEV)システムは、抜群の利便性を誇るだけでなく、ペダル·レスポンスをゼロにまで短縮し、電力のみを使うeDriveモードで25kmの航続距離を実現。軽量なリトラクタブル·ハードトップ(RHT)は、最高45km/hまでなら走行中でもわずか14秒で開閉が可能だ。ボディとルーフはBピラーの上で分離し格納時にはふたつに分割されて、エンジンの前方に平らに折りたたまれるので、エンジンベイの放熱特性は変化せず、デザインの全体的なバランスも保たれる。

 車両の究極のパワーとパフォーマンスを特にサーキットで最大限に活用したい顧客のために、軽量パーツや空力的モディファイを含む Assetto Fioranoパッケージも用意している。