Saturday, January 30th, 2021

世界的ホテリエによる新ブランド
旅館「Azumi」が誕生

 アマン創業者である世界的なホテリエAdrian Zecha(エイドリアン・ゼッカ)氏が手掛けた、新たな旅館「Azumi Setoda(アズミ セトダ)」と別棟「yubune(ユブネ)」が、瀬戸内海のしまなみ海道沿いに位置する瀬戸田に誕生する。

 心地よい潮風が漂う瀬戸田は、青い海と色鮮やかな樹木や柑橘類に包まれる、人口8000人の美しい島。Azumi Setodaは、その地に約140年佇む「旧堀内邸」の貴重な建築様式の装いを改め、歴史的でありながらも現代的な空間へと変貌を遂げた趣のある建物だ。建築デザインは、数寄屋造り・日本建築の専門家である六角屋・三浦史朗氏が監修し、美しい景観の庭園や客室の雪見障子から見える凛とした坪庭など、日本の情緒を表現する風景を創り上げた。

 ゼッカ氏は「日本で暮らしていた時のお気に入りの旅館は、都会の喧騒から離れた隠れ家でした。Azumiは、旅館の持つ家庭的なおもてなしの概念を拡張するようなイメージで進めており、アマンで表現してきた贅沢さとは一線を画す、“豊かさの再解釈”を旅館を通じて表現したいと思っています」と立ち上げに至った想いを語る。旅慣れた世界各国のゲストを満足させる、ゼッカ氏の手腕に今から期待が高まる。

 

 

Azumi Setoda

全22室(約50〜70平米)

共有部:レストラン、バー、ブライベートダイニングルーム、庭園、ラウンジ、ショップ、あずまや

¥65,000(税・サ別、朝食込)~

http://azumi.co/setoda

 

Yubune

全14室(約20〜30平米)

共有部:男女別浴場およびサウナ、湯あがりラウンジ「yuagari」

¥20,000(税・サ別)~

http://azumi.co/yubune

 

※3月開業、予約はHPで受付中。