時計大特集:百花繚乱!いま超高級時計が元気!

RICHARD MILLE <リシャール・ミル>

October 2021

RM 21-01 トゥールビヨン エアロダイン優美なレッドゴールドと軽量だが独特の縞模様が迫力を加えるカーボンTPT®を組み合わせた、新しいケースが登場。さらにムーブメント地板をハニカム構造にすることで、航空機をコンセプトとしたデザインにまとめ上げる。6時位置には高精度機構のトゥールビヨンが収まり、パワーリザーブは70時間を確保するなど実用性もしっかり意識している。世界限定50本。手巻き、18KRG×カーボンTPT®ケース、50.12×42.68mm。¥105,600,000 Richard Mille(リシャールミルジャパン Tel.03-5511-1555)

より大胆で、より繊細な表現 超高級時計のトレンドを牽引しているのは、間違いなくこのリシャール・ミルである。創業は2001年なので決して老舗とはいえないが、逆にそのフットワークの軽さを生かして、素材開発を行い、耐衝撃機構あるいはデザインにおいて大胆な表現をしてきた。時計を超えるものを作り続けてきたからこそ、多くの時計愛好家が憧れる存在となったのだろう。

 実際に多くの愛好家がさまざまなハイ・コンプリケーションモデルとともにリシャール・ミルの時計を併用しているが、「とにかく軽くて着けやすい」という声を聞く。それはデザインや機構、メカニズムのすべてが超一流であることの証だ。

 超高級時計であっても気軽に毎日使いたいというのが、富裕層の今の気分である。そんなわがままを叶えてくれるのがリシャール・ミルであり、そのニーズはさらに高まっている。

RM 40-01 オートマティック トゥールビヨン マクラーレンパーカー「マクラーレン・スピードテール」のデザインを踏襲したモデルで、車体の流線形と同じように、ケースもティアドロップ型になっている。このケースだけでも69個のパーツで構成されている。搭載機構はトゥールビヨンやパワーリザーブ表示。世界限定106本。自動巻き、Ti×カーボンTPT®ケース、48.25×41.8mm。¥126,500,000 Richard Mille(リシャールミルジャパン Tel.03-5511-1555)

本記事は2021年7月26日発売号にて掲載されたものです。
価格等が変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。

THE RAKE JAPAN EDITION issue 41

Contents

<本連載の過去記事は以下より>

HUBLOT <ウブロ>

PATEK PHILIPPE <パテック フィリップ>

時計大特集: 百花繚乱!いま超高級時計が元気!

JAEGE-RLECOULTRE <ジャガー・ルクルト>

MONTBLANC <モンブラン>

A. LANGE & SÖHNE <A.ランゲ&ゾーネ>

CARL F. BUCHERER <カール F . ブヘラ>

PARMIGIANI FLEURIER <パルミジャーニ・フルリエ>

TUDOR <チューダー>

JAQUET DROZ <ジャケ・ドロー>

HERMÈS <エルメス>

HARRY WINSTON <ハリー・ウィンストン>

ROLEX <ロレックス>

GRAND SEIKO <グランドセイコー>

IWC <アイ・ダブリュー・シー>

CHOPARD <ショパール>

PANERAI <パネライ>

BLANCPAIN <ブランパン>

BREGUET <ブレゲ>

AUDEMARS PIGUET <オーデマ ピゲ>

VACHERON CONSTANTIN <ヴァシュロン・コンスタンタン>

CORUM <コルム>

H. MOSER & CIE <H.モーザー>