FUJITAKA: The JAPAN LUXURY

ニッポンの卓越したクラフツマンシップと豊かな創造性がFUJITAKAのコレクションの魅力

March 2025

思わず膝打つようなデザイン、アイテムのオンパレードだ。「こんなのがあったら、こんなふうに使えたら」というアイデアを徹底して突き詰め、職人の高い技術のもとに形にしているのだ。
text yuko fujita
still photography jun udagawa
styling akihiro shikata
grooming toyo(Bello)

ふっくらと膨らみのある質感が魅力のシュリンクエンボスレザー革小物イタリアの革鞣し産業の聖地サンタクローチェの老舗タンナーのシュリンクエンボスレザーを使用したコレクション。ふっくらと膨らみある独特の質感をもった革が、非常に上質感を感じさせてくれる。内装にはオイルをしっかり浸透させたヌメ革を使用しており、エイジングを楽しめるのと、表革とのコントラストを楽しめる。作りのディテールに目を向けると、開いたときに見えてくる革のヘリ返しは幅がとても狭く、角のRは直角に近いかたちでとても美しく表現されている。こんなところにも職人の高い技術、美意識の高さが垣間見られる。この美しい仕事が所有する悦びを与えてくれるのだ。さて、そんな同コレクションには、財布や名刺入れ、パスケースだけでなく、さまざまなアイテムがラインナップされている。ブラック、ネイビー、新色であるブルーの3色展開。左上から時計回りに:バインダー(ミニ6穴)「No.646644」¥33,000/革巻きのボールペンがセットになったペンケース「No.646643」¥24,200/札入れ、小銭入れ、14のカードスロットと複数のポケットを配した長札「No.646638」¥40,700/IDカードケース「No.646640」¥19,800/フジタカのブランドアイコンをかたどったキーホルダー「No.646642」¥13,200/シューホーン付きキーホルダー「No.646641」¥18,700/ジップ付き二つ折り財布「No.646635」¥29,700 all by Fujitaka(フジタカ トーキョー TEL.03-3861-6276)

 1941年に創業したフジタカは、自社ファクトリーに50名以上の職人を抱える鞄と革小物の老舗ブランドだ。50年超えのキャリアを積んでいる超ベテランの職人もいるいっぽうで若い有望株の職人も数多く育っており、フジタカの財産である名匠の卓越した技術・技法は、日々の仕事の中で、次世代に向けてしっかりと確実に受け継がれている。フジタカの数々の美しい鞄や革小物は、ブランドの根幹に職人の並外れた高い技術があるからこそ成立するものであることを、最初に伝えておきたい。

 フジタカのコレクションを俯瞰すると、使い勝手のよさ、機能性を追求しながら、研ぎ澄ませていったシンプルな美しさに目を奪われる。ファスナーの開閉、モノの出し入れ、ハンドルを握ったときの感触、ポケットの配置や大きさ、ライニングの素材、パーツデザインなど、それらをデザインありきではなく、機能性、ユーザーサイドから見た使い勝手のよさに徹底してこだわり、創意工夫を凝らしながら、調和の取れた美しい鞄は、手にしたときにとにかく“しっくり”くるのだ。

 原産地、タンナー、ブランドファクトリー、販売に至るまで、透明化を推進しており、サステナビリティにも注力している。また、万全のメンテナンス体制を整えており、アフターケアも安心だ。世界が注目するメイド・イン・ジャパンの、まさに鑑のようなブランドなのである。

ポップな色を揃えた遊び心溢れる
フレンチゴートレザーのシリーズ
フランスで100年の歴史を誇る老舗タンナーのゴートレザーを使用したシリーズ。ゴートレザーで一般的なクロムではなくタンニンで鞣されているため、肉厚でコシがある。カードケースはマグネット式で、MagSafe対応のスマートフォンの背面に着脱可能だ。こちらは内側を含めると2つのカードポケットがあり、開くとミラーが内蔵されている。スマホスタンドにもなり、角度は自由に調整可能だ。いっぽうのフリーケースは、その名の通り自由にアイテムを入れられる。イヤフォンだったり、リップや目薬だったり、カードなら約10枚入れられる。ストラップは本革仕様で、ブランドアイコンをかたどったカラビナも付属する。ほかに財布や名刺入れなど計8種類のアイテムが揃い、いずれも7色展開。スマホスタンド機能付きカードケース「No.677607」各¥28,600、フリーケース「No.677608」各¥28,600 all by Fujitaka(フジタカ トーキョー TEL.03-3861-6276) 度付きレンズにも代えられる折り畳み式サングラス「No.624004」¥33,000 Roav Galaxy for Fujitaka(フジタカ トーキョー TEL.03-3861-6276)

美しく魅惑的な透明感を誇る
オイルコードバンシリーズ
革小物においても圧倒的な人気を誇るコードバンの中でもフジタカのこちらのシリーズは、魅惑的な透明感をもったオイルコードバンを使用。鞣し加工の工程でたっぷりのオイルを繊維の中に浸透させているため、張りがあると同時に柔軟性としなやかさを併せ持った革に仕上がっている。均一的な美しさを特徴とする水染めコードバンとは対照的に、表情にナチュラルな風合いが感じられるのが魅力だ。内革にはタンニン鞣しのオイルドレザーを使用している。繊維が密でタフなコードバンと糸締まりのよい精緻なステッチのコントラストが大変美しい。ブラックやネイビーに加え、ブラウンやグリーンなど、4色がラインナップされており、これだけのアイテムバリエーションを揃えているのが嬉しい。1.キーホルダー「No.614611」¥19,800 2.パスカード入れ「No.614612」¥29,700 3.革巻きボールペンがセットになったペンケース「No.614618」¥24,200 4.アオリ付きで、通常よりも多い11のカードスロットを備えた2つ折り財布。ふたつの札入れ、小銭入れ、3つのポケットを擁し、このサイズで収納力抜群。「No.614615」¥49,500 5.3つ折り財布「No.614614」¥55,000 6.札入れは2室構造、カードスロットは18、それに小銭入れを備えたラウンドファスナー長財布。「No.614617」¥82,500 7.札入れ、小銭入れ、14のカードスロット、複数のポケットを配した長財布。「No.614616」¥69,300 8.名刺入れ「No.614613」¥33,000 all by Fujitaka(フジタカ トーキョー TEL.03-3861-6276)

FUJITAKA INFORMATION

〔FUJITAKA 取扱店リスト〕
大丸東京店7階 ラゲージトーキョー
日本橋三越本店 本館2階 紳士鞄
新宿髙島屋 オム・メゾン6階 紳士鞄
横浜髙島屋 6階 紳士鞄
日本橋髙島屋S.C. 本館6階 紳士鞄
髙島屋大阪店 5階 紳士鞄売場〈フジタカ〉
ジェイアール名古屋タカシマヤ 8階 鞄売場
阪急うめだ本店 8階 紳士服用品バッグ&レザーグッズ売場「フジタカ」

POP UPイベントを開催
フジタカの新作バッグやスモールレザーグッズが充実のラインナップで揃うポップアップイベントが、下記店舗にて開催される。ブランドの素晴らしいデザインと品質の高さを体感できる。
銀座三越 本館5階 紳士鞄
4月2日(水)~4月15日(火)

伊勢丹新宿店 メンズ館
地下1階 バッグ、1階レザーグッズ
4月9日(水)~4月22日(火)

FUJITAKA TOKYO〒111-0053 東京都台東区浅草橋 2-5-1
TEL. 03-3861-6276
営業時間 11:00~19:00 (定休日:日曜・祝日)

本記事は2025年3月25日発売号にて掲載されたものです。
価格等が変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。

THE RAKE JAPAN EDITION issue 63

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