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ヒュー・ジャックマンが
愛用するトッズとは

Hugh Jackman's favorite Tod's

Monday, January 28th, 2019

 

 2月1日公開予定の映画『フロントランナー』は、1988年のアメリカ大統領選のフロントランナー(=トップを走る人)、ゲイリー・ハートのスキャンダルを描いている。ケネディの再来ともいわれた彼が、なぜひとつの報道で政治的に葬られてしまったか、興味の湧くところだ。主演を務めるのは、オーストラリア出身の世界的スター、ヒュー・ジャックマン。そのプロモーションのために来日していた彼を成田空港でキャッチした。

 

 

 188cmの高身長に、ばさりと羽織ったツイードのダブルコートがスタイリッシュだ。注目したいのは足元で、ブルーのスリム・チノに合わせた、明るめのスエード・シューズが全体のアクセントとなっている。これはイタリアのラグジュアリー・ブランド、トッズの新作だ。

 

 トッズは数あるブランドの中でも、特にセレブリティに愛されていることで知られている。故ダイアナ妃を筆頭に、ピアース・ブロスナンやクリス・ヘムズワースなど、愛用者は枚挙に暇がない。そのリストに、ヒュー・ジャックマンも名を連ねているというわけだ。それには理由がある。実はトッズは、セレブリティに衣装を提供した、初めてのブランドなのである。

 

 トッズ・グループのCEO、ディエゴ・デッラ・ヴァッレは、1979年に同社の代表作である“ゴンミーニ”を生み出し、大ヒットを記録する。その際にデッラ・ヴァッレが取った手法が、有名人に靴を送るというものだった。セレブに衣装提供することは、今では当たり前になっているが、当時としては画期的なマーケティング・メソッドだった。それを考え出したのがデッラ・ヴァッレだったのだ。以来、トッズとセレブたちの蜜月は、今日まで続いている。

 

 もちろん、デザインとクオリティにおいても秀でているからこそ、セレブたちの寵愛を受け続けていられるのだ。この一足も、それらを満たしている。

 

 

 まず素材となったスエードのカラーリングがいい。この微妙な色出しは、イタリアン・ブランドならではだ。ありそうでない中間色が、どんなコーディネイトも格上げしてくれそうだ。適度なボリュームを持ったラウンド・トゥも、今のスタイルにぴったり。ジャケットでもカジュアルでも、その応用範囲は広い。

 

 

 コバにはステッチを施し、こだわりのクラフツマンシップを表現している。ソールは軽さと丈夫さを兼ね備えたEVA素材をベースとし、ヒールにはウッド素材が挟み込んである。これがアイキャッチとなり、靴全体を引き締めている。

 

プロモーションで来日中の俳優 ヒュー・ジャックマン が成田空港到着時に着用したスエードレースアップシューズ。美しい色出しとボリューム感のあるトゥが特徴だ。ジャックマン着用のベージュは参考色、ブラック・グレージュ・ブラウンで展開中。¥88,000 Tod’s 

 

 

 ヒュー・ジャックマンが選んだトッズは、そのデザインとクオリティのバランスの高さから、すべてのファッショニスタ、そしてフロントランナーにおすすめできる一足といえよう。

 

 

『 フロントランナー』
2月1日(金)TOHOシネマズ 日比谷他全国公開
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

 

 

トッズ・ジャパン

TEL:0120-102-578

HP:www.tods.com/ja_jp/