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アスプレイからカクテルトローリーがデビュー
ザ・リッツ・カールトンで華麗にお披露目

ASPREY “Cocktail Trolley”

Tuesday, October 30th, 2018

 

text miki tanaka

 

 

 英国王室を始め、世界中の様々なセレブリティを顧客に持つ老舗ブランド、アスプレイ。シルクプリント業から始まった同ブランドは、現在では高級文房具、貴金属、バッグ、陶器・・・と様々な分野でラグジュアリーな品々を提供している。

 

 特筆すべきは、1781年の創業以来、”It can be done(もちろん承ります)”の哲学に基づき、ニューボンドストリートの本店の上階にあるワークショップにて作られるビスポークの名品たち。ワークショップでは金銀細工師、宝飾、革などの職人たちがものつくりに専念し、技術だけでなく、その世界観を代々にわたって継承している。

 

 さてそんなビスポークの名品に今回、カクテルトローリーが加わった。デザインは、同ブランドがカクテルシェーカーを作り出した頃、つまり職人たちが最もクリエイティブで革新的なバーアイテムのデザインを生み出していた、カクテルの黄金期である1920-30年代からインスピレーションを得ている。

 

 シルバーのプレートと強化ガラスのトローリーは豪奢なアールデコ調で、シグネチャーの“A”マークなど、アスプレイならではのデザインがふんだんに散りばめられている。

 

 アイスバケット、シャンパンクーラー、トング、ハンドメイドのシェーカー、手吹きガラスに白抜きでタコのモチーフを手彫りした12個のタンブラーセットなどのバーアイテムがセットされ、美しさと共に本格的な機能性も備えている。

 

 

トローリー本体価格約420万円(36,900米ドル)、デキャンタ等の付属品を含めると約900万円(78,840米ドル)。受注生産のみ。

 

 

 このカクテルトローリーは受注生産で一般に販売されるほか、アスプレイと長年のパートナーシップを続けてきた世界中のザ・リッツ・カールトンホテルでも使用される。

 

 日本では12月までの期間、東京、大阪、京都のザ・リッツ・カールトンを巡る。ザ・リッツ・カールトン東京では、受賞歴のあるバーテンダー・和田健太郎が創り上げた、アスプレイにインスパイアされた特別なカクテルと共にお披露目。その後、ザ・リッツ・カールトン大阪ではロゴが入ったアスプレイシェーカーでオリジナルのマティーニを提供するほか、クラブラウンジにて週変わりの「ウィークリー・ワンダー カクテルセミナー」も予定している。

 

 最後はザ・リッツ・カールトン京都にて、ティーマスターによって厳選されたティーポットや茶器、様々な茶葉をディスプレイしたトローリーが、アフタヌーンティーの際に登場するほか、夕刻からはチーズと共にバーテンダーによる珠玉のカクテルを楽しめる企画が予定されている。

 

 世界のザ・リッツ・カールトンにて、カクテルトローリーと共に素敵なミクソロジー体験をするもよし、自分好みのオーダーメイドのカクテルトローリーを自宅で楽しむもよし。いずれにしてもこの品は極上のバータイムを演出してくれることだろう。

 

<ザ・リッツ・カールトンでのツアー予定>

【ザ・リッツ・カールトン東京】

期間: 2018年10月26日(金)~11月3日(土)

場所: クラブラウンジおよびザ・ロビーラウンジ&バーで、受賞歴のあるバーテンダー、和田健太郎によるアスプレイにインスパイアされたスペシャルカクテルを提供するカクテル・トローリーとして登場。

【ザ・リッツ・カールトン大阪】

期間: 2018年11月11日(日)~12月3日(月)

場所: 11月11日~22日:ロビーラウンジ(1F)/11月22日~12月3日:ザ・バー(5F) バーテンダーがゲストの目の前でオリジナルのマティーニを含む約16種類のカクテルを、ザ・リッツ・カールトンのロゴが入ったアスプレイシェーカーで作成。

※ウィークリー・ワンダー カクテルセミナー: 期間中毎週月曜日(11月12日、19日、26日)の午後4時~

【ザ・リッツ・カールトン京都】

期間: 2018年12月4日(火)~12月17日(月)

場所: ザ・ロビーラウンジ(午前11時~午後5時までのアフタヌーンティーの提供時間) ザ・バーおよびラ・ロカンダ(午後5時~11時まで、手作りのカクテルとチーズのペアリング)

 

 

アスプレイ サンモトヤマ 銀座本店

03-3573-0005

www.asprey.jp