B.M.L.T.Training
イチローも実践する、
初動負荷トレーニングとは?
March 2018
40代半ばとなっても、大リーグで変わらぬ活躍を続けるイチロー選手。年齢を重ねても衰えない、筋力、柔軟性、敏捷性は驚異的といえる。そんなイチロー選手が実践していることで注目を浴びているトレーニング・メソッドがある。それが「初動負荷トレーニング」である。
これはフィットネスコーチで、現ワールドウィング代表の小山裕史氏が1994年に提唱した理論で、イチロー選手の他にも、100mで10秒00の 日本記録を出した伊東浩司氏をはじめ、ゴルフの青木功選手、テニスの杉山愛選手、ボクシングの村田諒太選手など、数多くのアスリートに支持されてきた。
本来、人間の動きは、重い物を持ち上げるなど、動きの始めに大きな力を必要とすることが多い。これが自然な形なのだ。しかし、従来のトレーニング方法だと、例えばゴムチューブを使ったエクササイズのように、動きに比例して負荷が大きくなる。これが筋肉内に疲労物質を生み、体にとって余分な負担となってしまう。
実際のスポーツシーンでは、筋肉は緩む、伸びる、縮むといった動きを繰り返している。これらがスムースに繋がることで、しなやかな動きが可能になる。いわゆる肩に力が入ってしまっている状態というのは、このリズムが狂ってしまっているのだ。
初動負荷トレーニングでは、筋肉をリラックス状態に保つことで、本来持っている自然のリズムを取り戻すことを目指す。
初動負荷トレーニングは、アスリートだけではなく、運動不足に悩むエグゼクティブにもぴったりだ。身体への余分な負担が少なく、急激な心拍数や血圧の上昇を招かないので、中高年にも安心なのだ。筋肉のみならず、神経繊維までの改善を目指すので、身体全体の若さを保つのに役立つ。疲労の蓄積や筋肉痛などをもほとんど起こらず、爽快感を伴いながら運動することができる。
初動負荷トレーニングを行うためには、従来のマシーンとは違った、専門の設備を有するジムへ行く必要がある。イチロー選手も実践する、最新のトレーニング・メソッドを、一度体験してみてはいかがだろうか?
ワールドウィング新宿
Tel.03-6279-0541