THE INTERVIEW: THE ARMOURY’S ALAN SEE

アーモリーの“アラン・シー”

Friday, October 4th, 2019

 

 

———アーモリーはヨーロッパやアジアのさまざまなブランドや職人を扱っていますが、顧客は、イタリアやイギリスの製品と同じように、アジア製の商品をリスペクトしていますか? それとも、“アジア製”のものは、まだ一段下に見られていますか?

 

「アーモリーをよく知らない人たちの間では、ヨーロッパ製への憧れは、いまだ根強くあります。通りがかりのお客様が、何かを見つけて、それがイタリア製だとわかると、彼らはすぐにそれがいいものだと思い込みます。逆にアスコット・チャンのようなブランドとなると、その背景を知らない場合、おそらく彼らはブランドを理解できず、リスペクトも持たないでしょう。

 

 多くの消費者にとって、「メイド・イン・アジア」は、いまだに大きな工場で作られた、チープな大量生産品を意味します。現状人々は、アジアのクラフツマンシップについて学んでいるところです。しかし、彼らは学ぶことに対して前向きであり、聞くことに対してオープンです。

 

 私たちアーモリーは、お客様にそういったアジアの職人技について、お教えしているのです。彼らにアスコット・チャンとは何者か、過去60年間に何をしてきたのかを説明すると、彼らはそれを理解し、感嘆し、高価なものでも喜んで買ってくれます。“メイド・イン・ホンコン”については、まだまだお客様にわかっていただかなければならないことが多いのです。しかし、日本の製品に関しては、多くの人がすでに日本人のクラフトマンシップとディテールへのこだわりを知っており、尊敬しています」

 

 

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