MITSUKOSHI WORLD WATCH FAIR
新たなる進化との出合い:三越ワールドウォッチフェア
July 2023
photography jun udagawa
ドイツから時計師が来日!
スモールメゾンの魅力を語る
トークイベントを開催大きな時計メーカーに属さずに、小規模な体制でありながらこだわりの詰まった時計を作り続けているスモールメゾンたち。その最大の魅力は、作り手である時計師の顔が見えるというところにある。三越ワールドウォッチフェアでは、これまでにも時計師を招いたイベントを多数開催してきたが、今年は8月20日の午後1時から本館6階のウォッチギャラリーにて、D.ドルンブルート&ゾーンの時計師であるディルク・ドルンブルート氏のトークショーを開催する。作り手が来日して直接その時計の魅力を聞くことができる機会は極めて稀であるため、このイベントは見逃せない。
上:KUDOKE(クドケ)
クドケ2 三越創業350周年モデル独立時計師であるステファン・クドケが、2007年にドイツで立ち上げたクドケ。デザインから製作までのすべてを自社工房内で行っており、その作品は人の手から生まれる美しさや温かみを持つ。三越創業350周年限定モデルは三越のライオン像から着想を得たブロンズゴールドカラーを採用。三越限定5本。手巻き、SSケース、39mm。¥1,870,000 Kudoke / Nihombashi Mitsukoshi
中:HABRING2(ハブリング2)
オスカームーン 三越創業350周年モデルリチャード・ハブリングと妻マリアのふたりにより、2004年にオーストリアで立ち上げられたハブリング2。シンプルなデザインと独自性の高い機構で世界的にも高い評価を得ている。このモデルは、ムーンフェイズを組み込んだ新作。古典的な顔が描かれた月に注目してほしい。三越限定5本。手巻き、SSケース、38.5mm。¥1,100,000 Habring2 / Nihombashi Mitsukoshi
下:D.DORNBLÜTH&SOHN(D .ドルンブルート&ゾーン)
クイントス2010.1クラシック 三越創業350周年モデル時計師のドルンブルート親子によって、1999年に創業されたドイツのスモールメゾン。シンプルで質実剛健なデザインが特徴であり、誰からも愛される普遍性がある。このモデルは、サブダイヤルに三越の創業年である「1673」を赤字であしらった特別なモデルだ。三越限定5本。手巻き、SSケース、38.5mm。¥2,860,000 D.Dornblüth & Sohn / Nihombashi Mitsukoshi
GRAND SEIKO(グランドセイコー)
世界的なブランドへと進化した
グランドセイコーの歩みを知る1960年、世界最高級の腕時計を作り出すという決意から誕生したグランドセイコー。その歴史や世界観に触れるイベント「グランドセイコー〈エキシビション〉」が、8月23日から29日まで、日本橋三越本店本館1階の中央ホールにて開催される。限定モデルや新作コレクションに加えて、貴重なアーカイブモデルも展示。グランドセイコーの歩みを知ることで、これから始まる輝かしい未来に思いを馳せたい。
日本橋三越限定 2023 ヘリテージ コレクション SBGH319ダイヤルの不規則な縦線は、三越創業時の大店暖簾から着想を得たもの。1967年に発売されたブランド初の自動巻きムーブメント搭載モデル62GSをベースに、現代的なアレンジが施されたケースは、ザラツ研磨によるシャープな造形が特徴。紺色のダイヤルとの組み合わせが美しい時計だ。自動巻き、SSケース、40mm。¥847,000 Grand Seiko / Nihombashi Mitsukoshi
お問い合わせ先:
日本橋三越本店 TEL03-3241-3311(大代表)