ELIZABETH GAGE:
CUFFLINKS THAT MAKE HISTORY

歴史を作るカフリンクス
“エリザベス ゲージ”

July 2020

数々の賞を受賞したジュエラー、エリザベス・ゲージMBEによる、古代社会のコインをモチーフにした一点もののカフスボタンに、投資をしてみてはいかがだろうか?

 

by RYAN THOMPSON

 

 

これらのユニークなペアのカフリンクスには、古代社会のコインがセットされている。

 

 

 世にカフリンクスのブランドは数多あるが、エリザベス・ゲージ MBEは、今日のファイン・ジュエリー界の中でも、最も価値があり、コレクション性の高い作品を生み出しているジュエラーだ。その作品は、数々の賞を受賞している。THE RAKEにおいて紹介するカフリンクスも、素晴らしいクオリティを持っている。

 

  ゲージはずっと、アンティークをモチーフとすることを好んできた。そして今回の試みでは、出所が特定された古代コインをカフリンクスに創造的に統合した。このカフリンクスは、あなたのフォーマルウェアの装いを、確実に格上げしてくれるだろう(そしていい会話のネタにもなるだろう)。

 

ELIZABETH GAGE

SILVER COIN CUFFLINKS

$ 8,900

ELIZABETH GAGE

BRONZE COIN CUFFLINKS

$ 8,385

 

 

「男性のためのジュエリーを作ることは、私の仕事の重要な部分です。最近では男性が身につけるアイテムはほとんどありません。残念ながら、男性が華やかだった18世紀は終わり、複雑で華麗なボタンや派手な靴のバックル、精巧に彫られた杖の頭などもなくなってしまいました。

 

 しかし、私たちにはまだリング、ペンダント、カフスリンクス、そしてスタッズがあります。私はエナメルや溶かした金を使うのが好きです。またコインや石をデザインに取り入れることもよくあります。初期の頃は占星術のシンボルを使用したり、テンプル騎士団のスタイルを取り入れたりしていました」

 

 

 ゲージが古美術へ魅了されたのは、幼少期に患った長い病気がきっかけだった。いつも読書をして過ごしていたのだ。彼女は特に歴史書を好み、古代社会へ思いを馳せていた。その情熱は今日に至るまで彼女の中に残っており、デザインの方向性に明らかに影響を与えている。

 

 母も祖母も芸術家であり、エリザベス自身もチェルシー美術学校で学んだ。1963年、彼女はサー・ジョン・キャス・カレッジに入学した。

 

「私がジュエリーの世界に導かれたのは、友人が勧めてくれたからです。私は、私自身が欲しいジュエリーは分かっていたものの、どこにも見つからなかったのです。そこで、私は粘り強いタイプの人間なので、見つからないなら自分で作ってみようと思ったのです」

 

 

 

  このビスポークのアプローチは、ゲージに合っていた。こうして今日の目の肥えた紳士たちの間で、世代を超えて受け継がれていくであろう、ユニークでタイムレスなカフリンクスが誕生した。エリザベス ゲージによるこれらのオンリーワンの作品は、唯一無二の個性を表現している。それは、他の誰とも違う、あなたを引き立てるために存在するのだ。

 

 

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