日本のテクノロジーとイタリアのアート
高級素材“アルカンターラ”を使った
カプセル・コレクション発表

―どんなブランドとコラボしているのですか？

「クルマではBMW、メルセデス・ベンツ、フェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレン。ハイテク関連ではマイクロソフトやパナソニック。ファッションではルイヴィトン、アディダス、スワロフスキーなど・・もう数え切れません。そういえば先日、ニッサンとも一緒に仕事をしましたよ。1台1億3千万円するGT-R（GT-R50 by Italdesign、世界50台限定）の内装を担当したのです。アルカンターラは、完全に高級素材として認知されています」

―ファッションにおいては、どんな可能性がありますか？

「ファッションはアルカンターラにとって、とても重要です。ホーム・インテリア、飛行機、クルーザーなどの内装としても有望ですが、そういったクリエーションの源となるのがファッションだからです。アルカンターラは単なる素材名ではなく、“ライフスタイル・ブランド”なのです」

―ご自分でもアルカンターラのファッション・アイテムをお持ちですか？

「もう、たくさん持っていますよ。シャツ、ジャケット、コートなど・・。愛車の内装も、もちろんアルカンターラです（笑）。いろいろなカスタマイズが可能なところが魅力ですね。とてもユニークで、個性を主張できる素材だと思います。しかも着ていて快適だし、洋服にこそ使われるべき素材です」