Friday, October 16th, 2026
シャネル銀座で「ナショナル ポートレート ギャラリー展」
シャネル ネクサス ホールで、「Icons and Image Makers:ナショナル ポートレート ギャラリー展」が開催中だ。ロンドンのナショナル ポートレート ギャラリーが所蔵する写真コレクションから、エリザベス・テイラー、デヴィッド・ボウイ、ケイト・モス、ハリー・スタイルズ、リリー・アレンら、英国カルチャーを象徴する人物たちのポートレート57点を紹介する。
展示は1950年代から現在までを横断し、被写体だけでなく、イメージをつくり上げた写真家との関係にも光を当てる。セシル・ビートンが捉えたオードリー・ヘプバーン、デヴィッド・ベイリーによるマイケル・ケイン、コリーヌ・デイが撮影した1990年代のケイト・モス、アニー・リーボヴィッツによるジョン・レノンとヨーコ・オノなど、ひとつの時代を象徴する作品が並ぶ。
さらに、タミ・アフタブによるオリヴィア・ディーン、ナディーン・イジュウェレが撮影したデュア・リパなど、現代の英国を映すポートレートも紹介。マーティン・パーがイタリアでハリー・スタイルズと過ごした夏に撮影したスナップショットは、今回が初の一般公開となる。
単に著名人の肖像を集めた展覧会ではない。カメラの前に立つ人物と、そのイメージをつくる写真家の双方を通して、「イメージとアイデンティティはどこで交差するのか」という問いを掘り下げる。映画、音楽、ファッションといった領域を行き来しながら、ポートレートが名声や人物像をいかに形づくってきたのかをたどる構成だ。
本展は、シャネル カルチャー ファンドとナショナル ポートレート ギャラリーの協働により日本で開催される初の展覧会でもある。両者は2020年からパートナーシップを続けており、収蔵作品の研究や新作コミッション、館内展示の再構築などを支援してきた。今秋には、同館写真部門に新たなシャネル キュレーターも任命される予定だ。
会期は11月29日まで。会場は銀座のシャネル ネクサス ホール。予約不要で鑑賞できる。
【画像1枚目】
1960年代から70年代にかけてUKスターによりミュージックシーンが変貌する中、ロバート ウィテカー、ゲレッド マンコヴィッツ、アニー リーボヴィッツをはじめとする写真家たちは、その躍進を記録した。左から、ザ ビートルズ by ロバート ウィテカー、ヨーコ オノ、ジョン レノン by アニー リーボヴィッツ、ミック ジャガー by アニー リーボヴィッツ、ジミ ヘンドリックス by ゲレッド マンコヴィッツ、デヴィッド ボウイ by テリー オニール など。© CHANEL
【画像2枚目】
シャーロット ランプリング by ルイス モーリー、1963年。© Lewis Morley Archive / The Board of Trustees of the Science Museum, London / National Portrait Gallery, London
【画像3枚目】
1950年代、セシル ビートンはオードリー ヘプバーンを優雅なハリウッド アイコンとして捉えた。続くスウィンギング シックスティーズには、シャーロット ランプリングやマイケル ケインら新世代の英国人俳優が登場し、ルイス モーリーやデヴィッド ベイリーによって、瑞々しく躍動感あふれるリアリズムで撮影された。© CHANEL
【画像4枚目】
リアム ギャラガー by ノーマン ワトソン、1994年。Photo by Norman Watson
【画像5枚目】
若き日のケイト モスをコリーヌ デイが捉えた一枚(右から2点目)、照明や構図を通してファッション写真を再定義した、ジーン シュリンプトンを写したデヴィッド ベイリーの作品(左から2点目)。© CHANEL




