Friday, October 30th, 2026
最高峰レーベル「ブルックス ブラザーズ ゴールデン フリース」を始動
アメリカントラッドを代表するブルックス ブラザーズが、新たな最高峰レーベル「Brooks Brothers Golden Fleece(ブルックス ブラザーズ ゴールデン フリース)」を発表した。ブランドの歴史を形づくってきた定番服を、選び抜いた素材と精緻な仕立てによって磨き上げる特別なレーベルだ。
象徴的なボタンダウンシャツには、デヴィッド・ジョン・アンダーソン社製のシーアイランドコットンを用いたロイヤルオックスフォードなどを採用。ボタンの鳥足掛けやガゼット付けを手仕事で行い、袖付けにも手間をかける。見慣れたシャツだからこそ、生地や着心地の違いが際立つ。
ジャケットの仕立てを担うのは、日本の「RING JACKET MEISTER」。カシミヤ、ウール、モヘヤを混紡したコロンボ社製のガンクラブチェック生地を使い、ボタンホールの手かがりや衿の内部構造にまで配慮する。トラウザーズには「IGARASHI TROUSERS」を起用。生地をアイロンで立体的に成形する「くせ取り」など、注文服に通じる技術を取り入れた。
1910年にブルックス ブラザーズがアメリカへ紹介したというポロコートも登場。タリア・ディ・デルフィノのウールとカシミヤを用いたダブルフェイス素材を、リングヂャケットが軽やかに仕立てる。アメリカの服飾文化が育んだ形を守りながら、イタリアの服地と日本の技術を組み合わせる。新レーベルには、クラシックを単なる懐古にとどめない姿勢が表れている。




