Thursday, October 8th, 2026
オメガ初のスペクターウォッチ。007と対になる新作シーマスター
10月5日の「ジェームズ・ボンド・デー」に合わせ、オメガが〈シーマスター ダイバー300M〉の新作を発表した。中心となるのは、ジェームズ・ボンドと、その宿敵である犯罪組織スペクターをそれぞれテーマとした2本。1995年の『ゴールデンアイ』以来、007の腕元を飾ってきたオメガだが、ボンドとスペクターを対になる存在として同時に時計へ落とし込むのは今回が初めてだ。
ジェームズ・ボンド エディションは、レーザーで波模様を刻んだダークブルーのアルミニウムダイヤルを採用し、逆回転防止ベゼルにはグレード5チタンを使用。12時位置にはボンド家の紋章が潜む。一方のスペクター エディションは、ブラックセラミックベゼルとグレイン仕上げのブラックダイヤルによる精悍なモノトーン。どちらも一見しただけでは“007ウォッチ”とはほとんどわからない。その抑制の効いたデザインが粋だ。
ふたつの物語が最も鮮明に現れるのは、時計を裏返したとき。シースルーケースバックから覗くキャリバー8806のローターには、ボンド エディションにはガンバレルと007のモチーフ、スペクター エディションには組織を象徴するオクトパスがあしらわれている。
両モデルとも42mmのステンレススティールケースに、ブラッシュ仕上げのメッシュブレスレットを組み合わせ、300m防水を確保。METAS認定のコーアクシャル マスター クロノメーター キャリバー8806を搭載する。
さらにジェームズ・ボンド、スペクターそれぞれに、ステンレススティール製とプラチナゴールド製の2本を収めた世界77セット限定のコレクターズセットも用意される。2本には同じ通し番号が与えられ、NATOストラップやカフリンクス、ルーペ、トラベルポーチなどのアクセサリーとともに専用ボックスに収められる。
2015年の映画『007 スペクター』にもオメガの〈シーマスター300〉は登場したが、それはあくまでジェームズ・ボンドが着用する時計だった。今回は初めて、宿敵スペクターにも一本の時計が与えられた。ボンドとその敵を対にして見せたことが、今回の新作最大のサプライズだ。






