Thursday, September 24th, 2026

ミノッティ青山が刷新 家具から住まいへ広がる新たな旗艦店

 イタリアを代表する家具ブランド、ミノッティの日本における旗艦店「Minotti AOYAMA」がリニューアルオープンした。ソファやテーブル、チェアといった家具を個別に見せるショールームではなく、コレクションを通じてブランドが考えるライフスタイルそのものを体験できる場所へと大きく姿を変えた。

 リニューアルにあたり、空間全体を本国のMinotti Studioが手がけた。ミラノサローネのMinotti Pavilionにも採用された素材や仕上げを取り入れながら、質感や光の取り入れ方、家具と建築の関係に至るまで、ミノッティの最新のデザインコードを反映している。1階には人が集うリビングやダイニング、2階にはワードローブを備えたナイトエリアなど、よりプライベートなシーンを展開。邸宅の中を巡る感覚でその世界観に触れることができる。

 その背景には、同ブランドのコレクションのあり方がある。毎年ミラノサローネに出展しており、ファッションブランドのように、その年の新作を発表している。ソファだけでも複数の新作、さらにテーブルやチェア、アクセサリーまで幅広く展開する。同じ年のコレクションでは生地や素材にも一貫性を持たせるなど、ひとつの世界観として調和するよう考えられているのだ。

 だからこそ、ここでの家具選びは個々のスペックから始まるわけではない。まず、どんな空間を心地よいと感じるのかを探ってゆく。今回のリニューアルは、そうしたミノッティの考え方を、ショールームそのものに置き換えたものともいえる。ミラノで示される最新の空間づくりを、東京・青山でよりリアルに体感できる新たな旗艦店となった。