Friday, September 4th, 2026
ティファニー タイマー第2弾、ダークブルーの文字盤で登場
1866年に生まれた懐中時計「ティファニー タイミング ウォッチ」から160年。その系譜を継ぐ「ティファニー タイマー」の第2弾が、2026年9月に100本限定で発売される。今年初めに発表されたプラチナケースの第1弾に続く一本だ。
ティファニーが時計を手がけ始めたのは1847年。1866年に発表した初のクロノグラフ懐中時計は、その2年後にスイスへ組立工房を構えたのを機に「ティファニー タイマー」と名を改めた。1874年にはジュネーブにも工房を開設し、クロノグラフや暦機構を備えたタイムピースを生み出してきた歴史を持つ。
新作は、サテン仕上げの40mmチタンケースにプラチナ製ベゼルを組み合わせ、ティファニー ブルーをアクセントに効かせたダークブルーの文字盤を配する。クロノグラフのプッシャーはケースの輪郭に沿って緩やかに湾曲し、リュウズガードを兼ねる構造だ。針とサブダイヤルにはホワイトゴールドを用い、防水性能は10気圧、ストラップはネイビーのアリゲーターレザーを合わせる。
搭載するのは、ゼニスのエル・プリメロ400をベースにカスタマイズしたコラムホイール式クロノグラフムーブメントで、パワーリザーブは50時間。今から約50年前、世界初の一体型自動巻きクロノグラフとして誕生したエル・プリメロは、いまも屈指の名機構として名高い。サファイヤクリスタルのケースバックからは、18Kイエローゴールドで手彫りされたブランドのシンボル「バード オン アロック」が、自動巻きローターの上にとまる姿を見ることができる。
ティファニーのジュエラーとしての審美眼と、スイスの時計製造の技術。ふたつの系譜が交わる場所に、この一本は立っている。
text Nobuhiko Takagi

