Saturday, October 18th, 2025
ブルガリの過去最大級の展覧会「ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧」を開催
ブルガリは、国立新美術館(NACT)にて2025年9月17日(水)から12月15日(月)まで、展覧会「ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧」を開催する。ジュエリーから現代アートまで、ブルガリ・ヘリテージ・コレクションと貴重な個人コレクションから選び抜かれた豊かな色彩を誇る約350点のマスターピースが展示され、日本におけるブルガリの展覧会としては10年ぶり、過去最大のスケール。展覧会タイトル「カレイドス」は「美しい(カロス)」「形態(エイドス)」を意味するギリシャ語にちなんだ、美と創造性が調和した、ダイナミックで変化し続ける色彩世界の旅を象徴する。
展覧会ではハイジュエリー、ブルガリ・ヘリテージ・コレクションのクリエーション、現代アート、ブルガリ・ヒストリカル・アーカイブからの貴重な資料、そして没入型のインスタレーションで展開。色彩の効果に科学的にアプローチする第1章「色彩の科学」、色の文化的・象徴的な側面を深く掘り下げる第2章「色彩の象徴性」、色を感知する際の光の役割に焦点を当てる第3章「光のパワー」という3つの章で構成される。
イタリア国外では一度も展示されたことのない、ゴールドとプラチナにダイヤモンドとシトリンをあしらった1940年頃のブレスレット、「セブン・ワンダーズ」と呼ばれるプラチナにダイヤモンドと7つの壮麗なエメラルドをあしらった1961年の伝説的なネックレス、1969年頃に制作された唯一無二の傑作「コンバーチブル・ソートワール=ブレスレット」など貴重な作品の数々がお目見えする。また現代の3名の女性アーティスト、ララ・ファヴァレット、森万里子、中山晃子による、それぞれの色彩についての考察に基づく作品も展示される。
text: miki tanaka












