Saturday, March 16th, 2024

ティファニーの技と創造の187年を物語る 「ティファニー ワンダー」開催

 ティファニーのエキシビション「ティファニー ワンダー」が、4月12日(金)から6月23日(日)まで、虎ノ門ヒルズ ステーションタワー45階 TOKYO NODEで開催される。会場の製作は有名建築事務所OMAが担当した。

 このエキシビションでは、職人技と創造性、伝統と現代性の物語を伝える、数百点に及ぶデザインの傑作が展示される。10のルームで構成され、様々なルームを通じて、「ブルー ブック」として知られる米国初のメールオーダーカタログや、初期の「ブルー ボックス」、象徴的なティファニー® セッティング エンゲージメント リングなど、ティファニーの200年近い偉業の物語を伝える卓越した作品を見ることができる。

 エナメル、エメラルド、ダイヤモンド、ピンクサファイヤが散りばめられたジョージ・ポールディング・ファーンハムが製作した希少な蘭のブローチや、ダイヤモンド、ルビー、サファイヤがセットされたジャン・シュランバージェのプルーム ネックレスをはじめとする300点近い未公開作品も登場。最後のルームには、ジャン・シュランバージェの代表作バード オン ア ロック ブローチからインスピレーションを得て、新しいデザインに生まれ変わった、128.54カラットのザ ティファニー ダイヤモンドが展示される。

 創業時の1837年当時、チャールズ・ルイス・ティファニーが米国市場では珍しかった、厳選された日本からの輸入品を顧客に提供した頃から日本とティファニーの絆は強く、エドワード・C・ムーア、ルイス・コンフォート・ティファニー、エルサ・ペレッティといったブランドを代表するデザイナーの多くが、日本芸術に影響を受けている。本エキジビションでは、そんなティファニーの日本への感謝も様々な角度から紹介されている。本エキシビションのチケット購入は公式アプリより。

 

 

 

text: miki tanaka