Wednesday, February 14th, 2024

登大路ホテル奈良 リニューアル1周年記念『音楽とワインの調べ』2月以降の詳細決定

 13室のオーベルジュ「登大路ホテル奈良」では、リニューアルオープン1周年を記念し、音楽をメインテーマとした『音楽とワインの調べ』を、1月の反田恭平氏のコンサートディナーに続き、2月から3月にかけて開催する。このイベントは、世界を舞台に活躍するソリスト達によるコンサート後、その余韻に浸りながら、ミシュラン三つ星「レストラン モリエール」監修による、素材の旬を大切にしたフレンチディナーとワインを楽しむというもの。ペアリングワインは、5大シャトーのひとつであり、ワインの女王とも称されるボルドーが2月に、世界最高峰のワインが育まれ、ワインの王様と称されるブルゴーニュのワインが3月に登場する。

 まずは2月の一夜を彩るボルドーは以下のようなラインナップとなっている。

 グレートヴィンテージ2008年のシャンパーニュ「ヴィブラート ブリュット ブラン ド ブラン」、ふたつの名門シャトーの偉大な畑のブドウから生み出される「ラ・クラルテ・ド・オー・ブリオン・ブラン」、サンテミリオン地区の最高峰ワイン「シャトーアンジェリュス」、世界屈指のグラン・ヴァンのマグナムボトル「シャトー ラトゥール」、世界で最も偉大な赤ワインのひとつ「シャトー ムートン ロートシルト」、格付1級シャトーの稀少なヴィンテージ、「シャトー・ギロー」。

 一方、3月のブルゴーニュは以下の通り。

 シャンパーニュと同製法である瓶内2次発酵で造られる「クレマン ド ブルゴーニュ」、さわやかな酸味とミネラル感がバランスよい「シャブリ プルミエ クリュ ヴァイヨン」、樽熟成によって得た複雑な味わいが魅力の「コルトン シャルルマーニュ」、ジャド家の単独所有する1級畑のブドウからできた「ボーヌ クロ デ ズルシュール」、きめ細やかで繊細な舌触りと上品な香りの長い余韻を愉しめる「ロマネ サンヴィヴァン」、ロマネ・コンティ社が単独所有する世界最高峰ピノ・ノワールのひとつ「ラ ターシュ」。

 ピアノを奏でるのは、国内外のコンクールで数々の受賞歴を有するピアニスト大崎由貴氏。2月はクラリネッティスト亀居優斗氏と、3月はヴァイオリニスト坪井夏美氏との鮮烈なデュオセッションで一夜を彩る。

 

 

 

text: miki tanaka