Monday, December 11th, 2023

麻布台ヒルズの高層階に三國氏が手掛ける「Dining 33」が誕生

 東京タワーを至近に望み、ベイエリアの眺望が眼下に広がる「麻布台ヒルズ 森JPタワー」の33階に、約3,300㎡の広さを誇る会員制の施設「ヒルズハウス 麻布台」が誕生。その一角に、フランス料理の巨匠、三國清三氏がプロデュースしたグランビストロ「Dining 33(ダイニング サーティースリー)」がオープンした。

 三國氏が表現するのは、フランス料理でありつつも日本の風土をしっかりと映し、昇華させた「ジャポニゼ」と称される新たな料理。日本各地で誠実に育まれた魚介や肉、地産地消にこだわった伝統的な江戸東京野菜、サステナブルな器や食材、世界から取り寄せた最高峰の素材を巧みに使い、和の思想を取り入れた三國氏ならではの世界観を創る。現在ディナーコースには、京都丹波軍鶏のコンフィを使った「トリュフのパイ包み焼きスープ仕立て」や「青森沖の平目の塩昆布焼き」、「フランス産ウズラのフォアグラ詰め」などがラインナップしているが、メニューは毎月変わるという。

 ヒルズハウスには会員専用エリアのメンバーズラウンジもあるが、Dining 33は会員でなくとも利用できる。グランビストロ200席のほかにセミナーなどで貸切できる大型ダイニングスペース、イベントスペースもあり、日常からビジネスシーンまで幅広く使いやすい。また、併設する「Dining 33 Pâtisserie à la maison(ダイニング33 パティスリー ア・ラ・メゾン)」では、手土産に最適な華やかな生菓子や焼き菓子も揃う。

 

 

text: chiharu honjo