九州エリア初となるザ・リッツ・カールトンが福岡に開業

　ザ・リッツ・カールトンが、大阪、東京、沖縄、京都、日光に次ぐ国内6軒目となるラグジュアリーホテル「ザ・リッツ・カールトン福岡」を、福岡大名ガーデンシティ内に6月21日（水）開業する。博多駅、博多港、福岡空港まで、いずれも15分以内のアクセスを誇り、再開発が進む天神エリアに位置している。

　インテリアデザインはオーストラリアのメルボルンに拠点を構えるLAYAN Architects + Designersが手がけたもので、伝統工芸である博多織からインスピレーションを得た“糸を紡ぎ織る”という発想をもとに、無垢の木を基調とした静謐な空間を創造。1階のアライバルロビーには無数の糸を立体的に垂らした水墨画のようなアートワークを施し、エレベーターホールや廊下には博多織の紋紙（パンチカード）を想わせる照明を通路に灯している。

　枯山水の小庭をモダンにアレンジした18階メインロビーの奥には、会席、鮨、鉄板焼を味わえる日本料理レストラン、オールデイダイニングの洋食レストラン、軽食やカクテルが楽しめるロビーラウンジ＆バー、カフェなどのダイニングを展開。19階から23階には、全室50平米以上の147室のゲストルームと20室のスイートを備え、24階には、クラブラウンジ、スパ、ジム、プールに加え、博多湾の夜景を見渡せるバーが揃う。

text: chiharu honjo