Tuesday, June 20th, 2023

限定モデルも発表! パテック フィリップ 史上最大級のエキシビション

 スイス・ジュネーブの伝統を継承する時計ブランド、パテック・フィリップによる「パテック フィリップ ウォッチアート・グランド・エキシビション」が、遂に東京へ上陸。新宿住友ビルの三角広場で開催されている。これは2012年のドバイを皮切りに、ミュンヘン、ロンドン、ニューヨーク、シンガポールで開かれて、いずれも大盛況だった展覧会で、コロナ禍による延期を経て、ついに東京で開幕となった。

 過去最大級の広さを誇る2500 ㎡を超える会場には、最新モデルを含めた現行の全コレクションが展示されるほか、クロワゾネ七宝、手彫金、木象嵌といった希少なハンドクラフト技術を駆使したユニークピースの展示や、完全自社開発・製造のムーブメントのすべての展示と時計師が組み立てを実演するエリア、超複雑機構の特設セクションなどが設けられている。また、ジュネーヴにあるパテック フィリップ・ミュージアムから、特別な許可を得た所蔵品約180点が来日している。

 開幕に合わせ、東京をモチーフとするエクスクルーシブな6点のスペシャル・エディションが発表された。中でも、2011年発表のトリプル・コンプリケーション5208にスプリットセコンド機能を追加した世界初公開となる新しいカドラブル・コンプリケーション5308P-010や、東京都中央区エリアをクロワゾネ本七宝で描いたミニット・リピーター・ワールドタイム5531R-014、現地時刻と同期した日付表示を備えるワールドタイム5330G-010などが話題となっている。また、日本の文化にインスピレーションを得た、希少なハンドクラフトによるドーム・テーブルクロックや懐中時計なども発表された。

 エキシビションは6月25日までの開催で、入場無料(予約不要)。一人でも家族とでも、老若男女問わず楽しめる。時計愛好家ならずとも訪れるべき、この絶好の機会を逃さないでほしい。

 

 

パテック フィリップ ウォッチアート・グランド・エキシビション(東京 2023

会期:2023年6月25日(日)まで

会場:新宿住友ビル 三角広場

開館時間:10:00〜20:00(入場は閉館の1時間前まで)

※25日(日)のみ 〜17:00(最終入場は16:00まで)

入場無料 予約不要

 

ウォッチアート事務局

Email: info@watchart2023.jp

 

 

text the rake編集部