鹿児島初の外資系シティホテル「シェラトン鹿児島」が開業

　マリオット・インターナショナルが展開するシェラトンホテル＆リゾートが、鹿児島初の外資系シティホテル「シェラトン鹿児島」を開業。桜島を背にした美しい湾内に位置する鹿児島市中心部の再開発エリア「キラメキテラス」内に進出する。

　ホテルのパブリックエリアは、ニューヨーク・ブルックリンに拠点を置くデザインスタジオのCRÈME（クレム）が手掛けたもので、吹き抜けの天井、緑に覆われた壁、そして暖かい自然光でゲストを迎える。また、桜島インペリアルスイートなどクラブラウンジを利用できる10室のスイートを含む全228室のうち、客室名に桜島が入る部屋は壮大な桜島を望む圧巻の景観だ。加えて、5つのレストラン・バーでは鹿児島の食材を使った魅力的な料理と旨い酒を、モダンかつ開放的な空間で存分に堪能できる。

　オープニングセレモニーには、鹿児島出身の俳優・沢村 一樹氏が駆け付け登壇。「鹿児島の魅力を世界に向けて発信する場所になりそうですね。訪れた人にはぜひ、鹿児島の“人の温かさ”にも触れていただけたら」と語った。鹿児島県知事ら政財界の面々がテープカットに加わった後、開業を祝してガラパーティも開催。大河ドラマ「西郷どん」の主題歌で著名な奄美出身の里アンナ氏が歌唱するなど華々しい雰囲気で行われた。

text chiharu honjo