アルカンターラとマセラティが
ミラノでコラボイベントを開催

　最高品質を誇るマテリアルブランド「アルカンターラ®」を製造、販売するアルカンターラ社は、ミラノで“ラグジュアリーとパフォーマンスの融合”をテーマにしたイベントを開催。今回はマセラティとのコラボレーションで、先月行ったランボルギーニに続く、アーティスティックなイベントとなった。

　今回はコンデナスト社の体験型ショップ「フレーム」の中庭にて、マセラティ MC20と共に、同車のインテリアに使用されているALCANTARA®をキャンバスにした作品を展示。暗い空間で車にスポットライトが当たる前回のセットとは対照的に、今回は自然光で車とイラストの色が映えるような仕組みだ。イラストレーター、ピエトロ・マッツァによる作品には、職人技と細部へのこだわりを象徴する縫製の針、ホイール、ボルトとスピードメーターなどのパーツ、そしてマセラティのレースでの勝利を示すトロフィやマセラティのロゴなどがエネルギッシュに描かれている。

　会場を訪れた招待客たちは、展示されたマセラティ MC20に実際に乗り込んで、ALCANTARA®の内装を実際に体感。このマテリアルはマセラティ社のデザインセンターとアルカンターラ社のコンプレックス・マニュファクチャリングのデザイナーや技術者たちとのパートナーシップによるもので、シートの中央部に貼られているALCANTARA®はレーザーカット加工により、光学的効果のあるグラデーション状にデザインされている。裏地にはブルー、または、メタリックグレイといった対象的な2種類のカラーバリエーションが用意されているほか、裏地がメタリックグレーのタン革色のALCANTARA®も選択することも可能だ。