Monday, June 15th, 2020

オメガから耐磁性を備えた
革新的なトゥールビヨンが発表

 オメガというと、クロノグラフのイメージが強いかもしれない。しかしその歴史を振り返ると、トゥールビヨン製造においても卓越したクラフトマンシップと高い技術力が評価されてきたことがわかる。そんなオメガが2020年の新作として、さらに高いステージへと押し上げる、革新的な時計を発表した。

「デ・ヴィル トゥールビヨン ナンバード エディション」は、マスター クロノメーター認定を受けた初の手巻きのセンタートゥールビヨンだ。このモデルで、15,000ガウスの磁場においても正常に回転し続けるトゥールビヨン ケージの製造に成功しただけでなく、そのスピードを1分で1回転するように設定し、マスタークロノメーター認定を受ける必須条件となる秒針表示を実現した。つまりトゥールビヨン製造におけるふたつの金字塔を打ち建てたのだ。

 コーアクシャル脱進機を備えた新開発の「キャリバー2640」は、3日間のパワーリザーブのインジケーターとともに、サファイアクリスタルのケースバック越しに見ることができる。ケース本体、バックルとリュウズのロゴには、ホワイトゴールドの合金である18Kカノープス™ゴールドを使用。一方、ラグ、ベゼル、ケースバックには18Kセドナ™ゴールドを使用しており、貴重なふたつのゴールドが優美に調和している。ダイヤルのセンターに大胆に配置されたトゥールビヨン ケージは、チタンを硬化皮膜処理して黒く仕上げており、さらに手作業で研磨がなされている。この精巧なパーツこそがユニークに見える針の動きの原動力であり、圧倒的な存在感と独自のスタイルを確立している。

 今回の「デ・ヴィル トゥールビヨン ナンバード エディション」は、オメガのトゥールビヨンの歴史の重要な節目を担うもので、少数精鋭のウォッチメーカーたちが1点ずつ手作業で製造する。限定数こそ発表されていないが、1点を完成させるまで約1ヶ月間の献身的な作業が必要となり、大変貴重なタイムピースとなる。だからこそ、人生をともに刻む時計にふさわしいのだ。

 

「デ・ヴィル トゥールビヨン ナンバード エディション」

手巻き 18Kセドナ™ゴールド 43mm

¥18,880,000(7月発売予定)

https://youtu.be/IYae8idVmNw

 

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