ベントレーが誇る屈指の名車
ブロワーが12台限定で復活

　ベントレーの数ある歴史的名車の中でも最高傑作といえる、1929年にティム・バーキン卿の依頼によって製造されたスーパーチャージャー付き4 1/2リッター「Blower（ブロワー）」が、12台限定の「Blower コンティニュエーションシリーズ」として復活を果たす。

　サロン・プリヴェ・コンクール・デレガンスにて正式発表されたこの復刻モデルは、当時4台だったチームブロワーが参戦したレースへのオマージュを込め、オリジナルを忠実に再現。今年もミッレミリアラリーを完走した、ベントレー所有の1929年製Blowerを分解し完璧なデジタルモデルを作成した後、同ブランドのビスポークとコーチワークを担う部門、Mulliner（マリナー）のスペシャリストらによって一台一台ハンドクラフトされる。

　チームブロワーにインスパイアされマリナーが手掛けた100台限定の「Continental GT Number 9 Edition」は、今春の発表直後に完売となった。ベントレー屈指の一台である復刻モデルを手にできる12 人の幸運なオーナーは、羨望の的になるだろう。

Bentley Blower コンティニュエーションシリーズ

4気筒16バルブエンジン、アルミニウム製クランクケース、鋳鉄製シリンダーライナーが装備。スーパーチャージャーは、アムハースト・ヴィリヤース製ルーツ式Mk IV型スーパーチャージャーの精巧なレプリカ。4200rpmで240bhpを発生する。

価格未定、納車は2年後の予定。

ベントレーモーターズジャパン

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