Tuesday, May 2nd, 2017
クリュッグ グランド・キュヴェに
何度目のリクエイションを表す番号
“ÉDITION”が掲載されることに
クリュッグといえば、シャンパーニュ好き垂涎の1本だ。数多あるシャンパーニュの中にあって、最高級の名を欲しいままにしている。クリュッグ グランド・キュヴェは、ブレンドにこだわり、いつも安定した味を楽しめるシャンパーニュとして知られている。10以上の異なる年の120以上のワインを使い、類まれなるブレンド技術で、単一年では不可能な深みを出す。その後セラーで7年もの熟成を経て、ようやく1本のクリュッグ グランド・キュヴェが完成する。
そんなクリュッグ グランド・キュヴェに“ÉDITION”と呼ばれるナンバーが記載されることになった。これは第一回目から数えて、何回目の“リクリエイション”かを表す数字だ。クリュッグ グランド・キュヴェが誕生したのは、今から170年以上も前のこと。創業者ヨーゼフ・クリュッグが、1844年の収穫を用いて、1845年にブレンド、および瓶詰めしたのが最初だ。だから、1846年にブレンドおよび瓶詰めされたものが、最初のリクリエイションで、1éme ÉDITION”となる。今回リリースされるのは、163éme ÉDITIONである。
クリュッグ創業前までシャンパーニュは、天候に左右されやすく、毎回コンディションの異なるブドウを使って、安定して最高の味わいを作り出すのは非常に難しく、かなわぬ夢だとされていた。初代ヨーゼフは確固とした哲学を持ち、その夢を現実とした。クリュッグが偉大だとされるのは、ヨーゼフのチャレンジ精神によるものなのだ。
またクリュッグのボトルそれぞれには、クリュッグiDと呼ばれる番号が振られている。これをウェブサイトや専用のアプリに入力すると、そのボトルに関する情報が得られる。収穫にまつわるストーリーやフードとのペアリング、オススメの音楽を記したミュージック・ペアリングも提供される。
奥深いクリュッグの世界を、ますます楽しめる仕掛けがいっぱいなのだ。
モバイルタブレット向けクリュッグアプリ