Wednesday, December 21st, 2016
限定10台の稀少モデル
フェラーリJ50ワールドプレミアを開催
フェラーリが、国立新美術館で開催したフェラーリ日本進出50周年記念式典で、僅か10台限定のビスポーク・モデル「Ferrari J50」を発表した。イタリア・マラネッロのフェラーリ・スタイリングセンター・チームによって設計されたJ50は、フェラーリ伝統のエクスクルーシヴなモデル「フォーリ・セリエ」が今に蘇る、稀少なモデル。1970年代から80年代に人気を博したフェラーリ・ロードカーを想起させ、タルガボディ・スタイルの復活を強調する、2シーターのミッド・リアエンジン・ロードスターだ。
488 Spiderをベースに設計されたJ50は、今年のインターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーで総合優勝に輝いた3.9リットルV8エンジンの出力690cv特別バージョンを搭載。 完全新設計の未来的なボディワークは、2本のラインが収束する革新的なアクセント・デザインを採用している。また、ウインドウ・グラフィックは、1950年代まで遡るフェラーリのオープンコンペティション・バルケッタを思い起こさせる。
顧客のリクエストに合わせて1台1台テーラー・メイドで仕上げるというから、マニア垂涎の究極の1台が完成するに違いない。
(写真1枚目)
テール・セクションは透明ポリカーボネート製のエンジンカバーを採用。ロールフープをつなぐブリッジとして装備したエアロフォイルは、1960年代のフェラーリのスポーツプロトタイプ・モデルを見事に再現。
(写真2枚目)
リアは、高ダウンフォースウイング・プロファイル下のクワッド(4灯式)テールライトデザイン。リア・ディフューザーはエクストラクターシェイプを採用。ユニークな デザインの20インチ鍛造アルミホイールはJ50専用に設計された。
(写真3~4枚目)
キャビンは、リアのエンジンフードのアウトライン・デザインを採用した特別なトリムのスポーツシート。カーボンファイバー 製の硬質タルガトップは、シート後方に収納可能な二分割式。