ブレゲが７年ぶりにお披露目した
息をのむほど美しい最高傑作

　スイスの高級時計メゾン「ブレゲ」が、「ヴェルサイユ宮殿《監修》マリー・アントワネット展」への協賛を記念し、超複雑懐中時計「ブレゲNO.1160“マリー・アントワネット”」を7年ぶりにお披露目するガラ・ディナーをフランス大使館で開催した。
　この時計は1783年にマリー・アントワネットが期限も費用も制限せずにオーダーした、アブラアン-ルイ・ブレゲの最高傑作を忠実に復元させたもの。823個の部品を搭載した複雑な機構は、当時の時計界の頂点を極めると言われ、現代に息づくブレゲの遺産となる珠玉の逸品だ。
　当日は、2億円超のハイジュエリーウォッチを身に着けた滝川クリステルさんによってアンベールされ、その美しさと精巧さに会場全体が静まり返った。また、会場内には総額15億円を超える特別展示やエキシビションを設置。＆ éclé（アンドエクレ）のスターシェフであるオリヴィエ ロドリゲス総料理長による、王妃をイメージした創作ディナーも振舞われ、マリー・アントワネットの世界観を存分に味わえる空間となった。