Monday, May 30th, 2016
テキスタイル×クラシックカー×アートの共演
アルファ・ロメオのレストア完成ワールドプレビュー会
イタリアの高級ファブリックメーカー、ヴィターレ・バルベリス・カノニコ社のミラノ・ショールームにおいて、「アルファロメオ・ジュリエッタ SZ コーダ トロンカ プロトタイプ」の復元完成を祝し、ワールドプレビューが行われた。
世界最高級のクラシックカーが集うイタリアのコンコルソ・デレガンツァ・ディ・ヴィラ・デステにも出展されたこの車は、プロトタイプのコレクターであるミラノの建築家、コラード・ロプレスト氏のコレクション。ザガート社のチーフデザイナー、エルコーレ・スパーダにより1962年に製造され、常識を覆した斬新なコーダ トロンカ(後部を切り落とした形状)で自動車の空力学の歴史を塗り替えた。今回は、この革新的なデザインの特徴を生かして、半分はオリジナルのまま、半分は完全に復元するというユニークな試みが行われた。
ショールームでは、ロプレストコレクション10台からインスピレーションをうけて描いたチャーリー・マッソン氏によるイラストレーションや、VBC社のファブリックも展示され、アーティスティックな一夜となった。