MONARCH OF THE GLEN
スコットランドの大地と
俳優:サム・ヒューアン
January 2021
着こなすのは、同じくスコットランド出身の俳優、サム・ヒューアンだ。
fashion direction grace gilfeather
The Rake stayed at The Glenelg Inn. Ross-shire
With thanks to the team at Eilean Donan Castle, Kyle of Lochalsh, and Audi
Sam Heughan / サム・ヒューアン1980年、スコットランドのバルマクレラン生まれ。ロイヤル・スコティッシュ・アカデミーにて演劇を学ぶ。2001年より俳優活動を開始、ダイアナ・ガバルドン原作のTVシリーズ『アウトランダー』(2014年~)にてスコットランドのハイランダー、ジェイミー・フレイザーを好演。『スパイ・フー・ダンプト・ミー』(2018年)、『ブラッドショット』(2020年)などにも出演している。
ミリタリーの意匠を残すライダース・コートかつて英国軍司令部間の伝令として活躍していたモーターサイクリストが着ていたディスパッチャー・ライダース・コートは、ハードな男臭さを演出できる一枚。オーバーコートとしてもいいし、ニットやシャツの上に直接羽織ってもサマになる。
コート Grenfell at The Rake
タートルネック New & Lingwood at The Rake
トラウザーズ Edward Sexton at The Rake
ブーツ Edward Green at The Rake
テーラードのインナーにニットをスラントしたポケットを持つドネガル・ツイードのスリーピースのインナーに、タートルネックニットを合わせてみた。スーツやジャケットのインナーにニットを合わせれば、また違った表情が楽しめる。
スーツ、タートルネック both by Walker Slater at The Rake
ポケットスクエア Budd Shirtmakers
インナーはあえて
ニットの重ね着で英国を代表するツイード・ミル、アブラハム ムーン社のヘリンボーン生地は、ざっくりとした風合いが魅力的だ。これを使用したポロコートのインナーには、あえてシャツではなくハイゲージとローゲージのニットを重ね着して、リラックスした表情を醸し出してみた。
コート、カシミアリブセーター both by Anderson & Sheppard
タートルネック「RENOLD」¥31,000 John Smedley(リーミルズ エージェンシー TEL.03-5784-1238)
ツイードキャップ 参考商品 Lock & Co.(ライクリーラッズアンドコー TEL.06-6121-6495)
ナチュラルな着心地の
多目的ダブルコート特徴的なハイスタンドカラーとターンバックカフスを備えたダブルコート。胸や肩のパッドを最小限に抑え、ナチュラルな着心地を実現している。セーターの上に羽織るのもいいし、ビジネス用のアウターとしても使える便利な一着だ。
コート Kit Blake at The Rake
タートルネック 参考商品 Connolly(キャンディー TEL.03-3248-8818)
マフラー ¥25,000 Joshua Ellis(グリニッジ ショールーム TEL.03-5774-1662)
トラウザーズ Edward Sexton at The Rake
ブーツ Edward Green at The Rake
レースアップブーツを
ポイントにして上質なカシミアをたっぷりと使ったロールネック・ニットにシェットランド・ウール製のトラウザーズを合わせて。ポイントとなる足元は、エドワード グリーンのレースアップブーツ。1930年代から変わらぬミリタリーライクなデザインに、リッジウェイ・ソールが装備されている。
タートルネック New & Lingwood
トラウザーズ Walker Slater at The Rake
ブーツ Edward Green at The Rake
ソックス London Sock Company at The Rake
時計「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ クロノグラフ」自動巻き、18KWGケース、41mm ¥4,750,000 Audemars Piguet(オーデマ ピゲ ジャパン TEL.03-6830-0000)
撥水性を備えた
ラグランコートエドワード セクストンのベストセラーであるラグランスリーブのコート。ヴィターレ・バルベリス・カノニコ社製のフランネル素材は、ウール/カシミア。ナチュラルな素材感、ドレープ感を持ちながら、撥水性も備えている。軽い雨ならこれ一着でOKだ。
コート Edward Sexton at The Rake
タートルネック New & Lingwood
時計「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ クロノグラフ」自動巻き、18KWGケース、41mm ¥4,750,000 Audemars Piguet(オーデマ ピゲ ジャパン TEL.03-6830-0000)
ヴィンテージ感溢れる
レザージャケットベルスタッフの代表作、ラムレザー製のモーターサイクル・ジャケット。ショルダー・パッチとチェストやウエストに配された大きめのフラップポケットが特徴だ。パティーヌ加工が施されたベジタブルタンニン・レザーが使用され、ヴィンテージ感に溢れている
ジャケット Belstaff
タートルネック New & Lingwood
キルト Sassenach Tartan
スポーラン Emma Berry
ソックス、キルトピン Sam’s own
ブーツ Edward Green at The Rake
時計「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ クロノグラフ」自動巻き、18KWGケース、41mm ¥4,750,000 Audemars Piguet(オーデマ ピゲ ジャパン TEL.03-6830-0000)
クルマ「Audi R8 Coupé V10 performance quattro」(写真は英国仕様)¥30,310,000~ Audi(アウディ コミュニケーションセンター TEL.0120-598106)
人気再燃中、
ショールカラーのニットこのところ人気が再燃しているショールカラーのカシミアニットを中心に。リブ模様とナチュラルなカラーがスコットランドの風景に溶け込んでいる。VBC社製フランネルのトラウザーズとレースアップブーツを合わせたシンプルなコーディネイト。
セーター Anderson & Sheppard
コットンシャツ Cifonelli
トラウザーズ Edward Sexton at The Rake
ブーツ Edward Green at The Rake
時計「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ クロノグラフ」自動巻き、18KWGケース、41mm ¥4,750,000 Audemars Piguet(オーデマ ピゲ ジャパン TEL.03-6830-0000)
本記事は2021年1月25日発売号にて掲載されたものです。
価格等が変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。
THE RAKE JAPAN EDITION issue 38
Contents
Wednesday, March 17th, 2021
Tuesday, March 16th, 2021
Sunday, March 14th, 2021
Tuesday, March 9th, 2021
Friday, February 19th, 2021
Wednesday, January 27th, 2021